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【Netflix】オオカミちゃんには騙されない最後のネタバレ感想会【最終話11話】

【Netflix】オオカミちゃんには騙されないネタバレ感想会【11話】 雑記
雑記

いやーーー最終話を迎えてしまいましたね!

ちょっとね!今まで色々言わせていただきましたけれども、最後結局大号泣ですわ!はい。

とはいえ、今回は最終話も泣けんわ〜と思ってたわけではなく、
このオオカミシリーズは最終話で必ず泣かされるということは分かっていたわけです。
このシリーズってそういうもんなんですよ。はい。

今回の記事も最初からネタバレで行きます。
目次からネタバレしているので、避けたい方はこの時点ですぐにブラウザバックしてくださいね。

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じゅりとロビンの2人について

あんたらすげーよ!

あのピアノデートのシーンは、あの2人にしか絶対出来ないシーンでしたね。
仮に台本があったとしても、じゅりとロビンでなければならなかったシーン。
考えてみてください。あれが大珠ならあまりのロマンチックさに途中で笑っちゃってますよ。(それが大珠の良さだけどね)

ちょっと感動ポイントが複数あるのでポイントごとに語らせてください。

じゅりがロビンのために作った曲

ずっと、アーティストなのにじゅりの歌シーン無いな〜と思ってたんですがまさか最後の最後にここで来るとは。

2人でピアノがある部屋に入った時にまず、
あぁじゅりはここで作った曲を披露してほぼオオカミカミングアウトみたいなことしちゃうんだろうな
と思ったんですよ。
じゅりはこれまでずっと感情的で、途中オオカミであることを隠しきれていなかったですから、
きっとここで匂わせるんだろうなと思ったんですよね。

でも彼女が作った曲の内容にはオオカミであることを匂わせるものはなく、
ロビンが途中で気付いたのはあくまで彼女が泣いていたからなんですよね。

歌詞は幸せな内容で、それなのに泣いている彼女を見て、ロビンはああなってしまったのだと思います。
それが余計に辛い。切ない。
それに曲調が切ないんよ。歌詞は幸せなのにさ。

あの時のロビンはカメラすら見えてなかった

私はロビンはきっと気付いているだろうと思っていたのですが、
全然確信は持ってなかったんですね。

でもやっぱり”あの時”の表情を見返しても、じゅりはオオカミなんじゃないかということは薄々感じていたと思います。

“あの時”の記事ロビンはじゅりがオオカミだと気づいたのでは【9話の感想記事】

というかロビンは最初から最後まで、誰のこともオオカミだと思っていなかったというか、敢えて思わないようにしていたような気もします。

泣いているじゅりを見てロビンは確信を持ってしまうわけですが、
じゅりはロビンが確信を持ったことにも気付いたはずです。
それでも、「ピアノ弾ける?」と話を逸らそうとしているんですよ。確信を持たれても、じゅりは何も話せないですから。
しかしロビンはここで「なんで泣いてるの?」と聞いてしまいます。

これは今までのオオカミシリーズを見ていた者からするとちょっと驚いてしまうシーンで
なぜかというと、『相手がオオカミだと気付いてもそれを言わず気付かないフリをするのが優しさ』だからです。

オオカミは今までずっと苦しい中で役割を全うしてきたのです。必死に隠してきているのです。
それは番組を成立させるためです。仕事として請け負っているからです。
それを相手に言わせてしまうことで、オオカミはその時点で最終告白前に脱落となります。
今までの努力も水の泡となるわけです。

今までのオオカミちゃんの相手はロビンより断然若いですが、それを分かっているので優しさとして気付かないフリをしてきました。(それはそれでめちゃくちゃ泣ける)

それをロビンは、じゅりがオオカミだと言ってしまいそうになる言葉をガンガン言っていくんですよ。
「なぜ泣いてるの?」「ずっと一人で背負ってきたんだね」
と。
じゅりが否定することで、じゅりは脱落せずに居られましたが、ロビンはもうそんなことも気にしてないんです。

これロビンが優しくないと言いたいわけではなく。
ロビンより一回りくらい若い子が考える優しさを、ロビンが考えられない人だなんて思ってません。
そうじゃなくて、ロビンはもうじゅりと2人の世界に入り込みすぎていて、そんなことどうでもよくなってたんじゃないか?と私は思うわけです。

画面で見ているロビンは、人よりロマンチストで人より情熱的で、
私はずっとめちゃくちゃ演技っぽいキザな人だなと思ってたんですが(失礼)
多分あの人は素でキザな人なのでしょう(結局失礼)
なので、人の目を気にせず恥ずかしがらずにかっこつけられるし目の前の世界に入り込みやすいのかもしれません。
良くも悪くも、ロビンもじゅりも、俯瞰で自分を見ない人。とても素直。

ロビンはあの時もうカメラが見えていなかったんじゃないかな。目の前のじゅりしか見てなかった。それがロビンの優しさであり、誠実さだったのでしょう。

がしかし、芸歴もきっと長いのでしょうね。しっかり俳優さんらしいところもあります。
キスシーン、色んなカメラでしっかり撮れるように長めにやってくれてるね!ありがとう!笑

ロビンからじゅりへの告白シーン

じゅりがオオカミだと確信を持ったピアノシーンの後日、ロビンはじゅりへの告白の時に「オオカミじゃないって信じてます」と言うんです。
オオカミであることを知っているはずなのに。

このオオカミじゃないと信じてるという言葉は、言葉そのままの意味ではなく、
「あなたがオオカミとしてではなく僕のことを本気で好いてくれているということを信じてます」という意味だったんじゃないかな。

そして、最後に去っていくじゅりを呼び止めて、
「今は100%好きだよ」と伝えます。

これは途中までずっとじゅりに対して100になれなかったロビンの言葉ですが、
この言葉って相手のオオカミが誰なのかによって受け止め方がかなり変わると思うんですよね。

相手が桜子ちゃんなら、この言葉って嬉しいけどほとんど辛いだけの言葉だし
それはほとんどの人に当てはまると思うのですが

相手はあのじゅりなんですよ。
オオカミなのに感情丸出しで、自分を好きになられたら辛いという気持ちは持ちつつも、ロビンが他の人と仲良くしていたら嫉妬するしそれを表に出しちゃう。
そして歌で、自分がオオカミだと知っても好きでい続けてほしいというとても人間らしい素直な気持ちを本人に伝えられる、じゅりちゃんなんですよ。

自分がオオカミでも「100%好きになった」というロビンの気持ちを聞くことで、もう会えないことに悲しい想いにはなれど、言葉自体には100%嬉しい気持ちになれる素直なじゅりちゃん。
ロビンはそんなじゅりちゃんの性格や言ってほしいこと・やってほしいことをちゃんと分かってたんですね。
ここは大人ならではだなと思いました。

オオカミであることを最終的に割り切っていたじゅり

中盤では情緒不安定になっちゃってたじゅりちゃんですが、
ピアノシーンや桜子とオオカミ同士で話していたシーン、そして最後に一人でみんなで撮った写真を眺めるシーン。
あれを見ると、じゅりは最後の方にはもうかなり割り切れてきていたんだな〜と思いました。

これはロビンのおかげなんじゃないかなぁ。
ロビンからの想いがじゅりにちゃんと伝わった後に、じゅりちゃんの気持ちは安定したのかなって思います。
オオカミであるのに幸せそうで、そこまで充実させてあげられるロビンすごいですね

私はこのじゅりちゃんを見て、ロビンを好きになりました。
女の子を安心させ安定させられる男性はとても素敵。

     

もう一人のオオカミについて

もう一人のオオカミは桜子ちゃんでしたね。

途中からはかなり疑わしかったので驚きって感じではなかったですが、
まさか最初の告白からもう一人のオオカミを開示してしまうとは…

何回もやってるAbemaなら分かるんですが、
Netflixの1回目ですよ!?
攻めすぎでびっくりしました。

完璧なオオカミちゃんではなかった

桜子も完璧にオオカミを全うできたわけではなかったということが最後に開示されます。
トモキの前で何度も泣いてしまっていて、トモキも『そうかもしれない』とかなり感じていたと思うし、これがトモキじゃなかったら確信を持っていたと思います。

私は8話の時点では、こんなことを言っていました。

カゲノ
カゲノ

(オオカミは)桜子ちゃんが良いね。飄々としててオオカミの苦しみを全く表に出さない女優の凄さを見せてもらいたいものです。

〜8話感想記事内の『語りまくったけどまとめるぞ』より抜粋

しかし、今考えるとこれで良かったと思います。
じゅりのストーリーが凄すぎて、完璧なオオカミちゃんをやったって見てる方も何も感じなかったように思うし桜子ちゃんの出しろが無かったよ…

桜子の行動考察

桜子ちゃんはじゅりちゃんよりも理性的だったし、
終盤前まではかなりオオカミの仕事に徹していたように思います。

桜子はいつじゅりがオオカミだと気づいたか

桜子は一時、ロビンに行きかけてます。
これがいつしかフワッと無くなっているのですが、
もしかしたらこの時にはもうじゅりのことを疑っていたのかもしれないな〜と思いませんか?

桜子はじゅりと同じ立場だし一歩引いて周りも見ている子だと思うので、
誰よりも早く気づいたことは間違いないかなと思うのですが。

ロビンに行ってた時は、ロビンはじゅりの嫉妬にちょっと引いてた時だったので
桜子ちゃんがもっと行ってたらいけてた可能性も全然あると思うのに
桜子ちゃんは引いちゃってるんですよね。

だからもうあの時には、じゅりちゃんがオオカミなんじゃないかと気づいてたんじゃないかと私は思います。

桜子のフーヤに対する態度から見る

自分に向かってきていたフーヤに対しても桜子はちゃんと思わせぶりな態度をとっています。

『トモキくんに決めきれない』という言動をちゃんととっていて、ここでもオオカミに徹していたことが分かります。

最終話のインタビューでトモキのことを好きになっていたことを告白し、辛くて泣いていた様子も流れていましたが
ああいった感情が漏れ出してきてしまっていた部分以外は、オオカミやりきってたんだな〜と、過去回を見返すと感じました。

しかし、桜子ちゃんはギアは上げてないんですよね。
騙しに行ってるというよりは、向こうから途切れなく来るからオオカミとして対応しているだけで。

やっぱり自分からオオカミとしての行動を起こすのは序盤以外ではきついんだな〜

私、Who-yaにディスられました

あの切ない最終話で私が唯一吹き出したシーンがあります。
それはフーヤの告白後のインタビュー。

Who-ya「(Mikakoが)ライブ一回見たくらいでやっぱり私Who-yaのことが好きとか言う女性じゃなくて良かった」

うぉおおおおい!!!!!!!!!
それワイのことやないかい!!!!!!!

フーヤにディスられた私はこちら↓

カゲノ
カゲノ

あんなの無理じゃないですか?

あれでなびかない人います??

完全に「Who-yaのことが好き!」となった30代女の前回の記事より

この場面で、「これ私のことやん」と思った女性たち何人いますか?
私が見た限りではTwitterには一回の歌で心奪われ女子が続出してましたよ??

あの一言で何人の女性が心をグサッとやられたことでしょう。
立ち直れません!!!!!

さいごに

今回は初のオオカミシリーズNetflix上陸でしたが、
過去のオオカミシリーズの配信が始まってます。

『白雪とオオカミくんには騙されない』です。

こちらは若い子たちがAbemaでやってたやつです。
オオカミ1回目ではないですが、現在のオオカミシリーズは確実にここから始まっていると言えるもので概念を変えたものでもありますね(大袈裟

最近テレビにもよく出ている山之内すずちゃんも出演していた作品です。

これはオススメなのでぜひ見てね。

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カゲノ

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