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ゲーム好きの女が思う、子供へのゲームの影響【デメリットと対処法・おすすめゲームも紹介】

ゲーム好きの女が思う、子供へのゲームの影響【デメリットと対処法・おすすめゲームも紹介】 ゲーム全般
ゲーム全般雑記


子供にゲームをさせるかさせないか。
させるとしたらどこまで許容するか。

これは私が子供の頃から親達が苦労してきた問題だと思います。

私は女性であり、そしてゲーム好きでもあります。
ゲームが好きだからと言って、全てを許せと言う気はありません。

この記事は、

  • 自分自身はあまりゲームに興味がない
  • 子供がゲームばかりして困る
  • 勉強が疎かになっている
  • ゲームより勉強に興味を持たせたい
  • ゲームをさせるならどんなゲームが学びになるか

などなど
子供のゲームについてお悩みの親御さんの助けになればと思い、実体験を含んで書いています。

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子供にゲームをさせることの問題点とその対処法

何事もメリットとデメリットはあると思います。
これは、ゲームに限ったことではありません。

ゲームをするからと言って、バカになるわけでもないし成長が遅れるわけでもないと思います。
個人差が大きいと思うので、一概にゲームのせいだとは言えません。

しかし、子供に大きな影響を与えるというのは良くも悪くもあると思います。

カゲノ
カゲノ

子供に悪影響はない、と言い切る方々もいますが、私は個人的には影響は与えると思っています。
私が好きなゲームは何の影響も与えられないようなものではないと信じているからです。
映画を見たり本を読んで自分の感情や考えに影響があるように、ゲームにも当然あると思っています。
そのゲームをどう捉えるか?で悪影響になるか良い影響になるかは変わると思うので個々の受け取り方の問題でもありますよね。

問題①:勉強の時間が減る

問題点の一つに、ゲームをする時間が増えた分だけ、勉強をする時間が減る、という問題点があります。
親としては外で体を動かして遊んだりもしてほしいですよね。
私も世代的には、家の中で遊ぶのは良くないことで、外で体を動かすのが良いこと、と教えられてきた世代なので、家でゲームばかりしていたらもしかしたら良くないんじゃ?と不安になってしまいます。

カゲノ
カゲノ

これは大人になっても不安になることがあります……

勉強とは何か?

子供にとっての勉強とは、基本は学校の勉強です。
一般的にはそうなんですが、大人になってから皆さんはどういった勉強をしましたか?

学校で教わるような、数学や英語を勉強し直した人もいるかもしれません。
仕事で資格を取るために勉強した人もいるかもしれません。

ここまでは子供にとっての勉強に近いものがあると思います。

でも、我々大人でも他の勉強をしています。
例えば本を読んで知識を深めたり、女性の方なら皺を増やさないためにどんな商品が有効だろう?とかも調べるでしょうし、男性なら好きなスポーツチームの戦績を毎日チェックしたりする人もいるでしょう。
これらも全て勉強だ、と私は捉えています。
むしろ、学校や仕事で無理やりやらされるような勉強よりも、自ら積極的に勉強しているこちらの方を大切にしてほしいです。

私たち大人が、自発的にする好きなことについて知識を深めることを”勉強”と捉えられない理由は、子供の頃の教育や時代の空気感によるものだと思います。
好きなことを知ることは否定されるのに、無理強いされる学校の勉強は「やれ」と言われる。
これでは勉強を好きになるわけないと私は感じます。

勉強というのは、何かについて知りたいと思い学ぶことです。
その内容に関して自分が好きか嫌いかの感情は関係ありません。
どっちも勉強に変わりはない。

対処法:ゲームを『勉強』『習い事』にする

子供が部活や習い事をするのはOKで、ゲームや漫画がNGな理由ってなんでしょうか。
その子は真剣にプロになるためにスポーツや楽器に打ち込んでいますか?
そうでないのなら、ゲームを楽しんでいる子供との違いはそんなにないと私は思います。

唯一、決定的に違うとすれば、それは『大人が介入してるかどうか』じゃないでしょうか。
部活や習い事は基本大人が教えます。責任者もいるので、親としては安心できるでしょう。

そして、子供には狭い価値観しかありません。ほとんどの時間を学校と自宅で過ごし、交友関係も限られているので当然です。
そこを補ってくれるのが、指導者の大人。

部活・習い事を教える大人の役割は、子供たちの価値観を広げてあげることだと思います。
そのスポーツでの体の動かし方・楽器での音の出し方など、それまで子供の感覚だけでは得られない・知らかなったことを教える。
更に、『何かについて学ぶ方法』を教えてもらうことができます。
その全ては今後の人生に何らかの形で役立つことがあります。

また、親が子供の才能を見つけるキッカケにもなるでしょう。
それを見つけて誘導してあげることで、子供が将来生きやすくなる可能性もあります。

それはゲームでは出来ないことでしょうか?
私はそうは思いません。

例えば、『このゲームを買ってほしいなら、最後までやって感想文を2000文字書いてね』とか
そういう形で大人が介入し、ゲームで学びやすくすることは可能だと思います。

感想文はRPGやADVなど、ストーリーに重点を置いたゲームに有効です。

FPS(銃を撃ち合うようなゲーム)やレースもの(マリオカート等)なら、目標と期間を定めさせるとか。
達成出来そうになかったら、座学をやらせてそれをノートにまとめさせても良いかもしれません。
今はYouTubeなどで簡単に情報を得ることができます。

ゲームを勉強の形にはめ込むことで、勉強のやり方や楽しさを学ぶことが出来るかもしれません。
逆に大人が介入しそうすることで、ゲームをしたくなくなる子も多いと思います。

極力ゲームをやらせたくない親にとってはそれはそれで良いのではないでしょうか。

     

問題②:子供同士の揉め事や事件に巻き込まれる可能性

これは最近の親にとっては一番気になるところなのではないでしょうか。
私もこのことについて友人に相談されることが多いです。

実際にゲームでの通話やチャットで友人同士で揉め事が起きたり、いじめが起きたり、
オンライン上での友人が出来たり、「写真送って」というような大人と出会ってしまったり……

これはゲーム以外でも起こり得ることですが、
ゲーム上でこういった問題が起こることが最近増えています。
いじめや出会いに特化したような機能はそこまで無いので、単純に『オンラインゲームをやっている子供が多いから』という理由だとは思いますが、私自身、子供とゲームの話をするときにはオンラインゲームの話は深くはしないようにしています。

カゲノ
カゲノ

友人の子供たちは私に対してゲームに詳しい友達感覚なので、
「これ面白いよ」とか言ってしまうと親がやらせたくないゲームに興味を持ってしまうこともあり結構気を使ってます。

対処法:ゲーム機本体の機能を活用する

まず、ゲームをやるなと言い過ぎないことです。
やるなと言っても、小学校高学年〜中学生以上になるとどうにか方法を見つけてゲームをやろうとします。

『Nintendo Switchのゲームなら、親が買ってくれる』という状況を作るのです。

Switchの本体機能として、みまもりSWITCHという機能があります。
これは、

  • プレイ時間を制限する
  • プレイ状況を知る
  • 年齢に合わないゲームを制限する
  • チャット等を制限する(ソフトごとに設定可能)

といったことが、親のスマホから行えます。
子供にゲームをさせるなら、この機能をONにしておくと良いでしょう。

みまもりSWITCH – Nintendo 公式ページ

子供に人気のゲームはほとんどSwitch一台でプレイすることができます。

とはいえ、学校の友達同士で通話しながらオンラインゲームがしたい、と言い出すと思います。
友人間でそれが当たり前になると、自分だけ参加できないことにストレスを感じるでしょう。
まだ自分のスマホを買い与えていないのなら、

  • 親のスマホで通話させてあげる
  • 通話ありのオンラインゲームはリビングでのみ

のルールで対応してあげても良いかもしれません。

カゲノ
カゲノ

ゲームから始まる友人同士の喧嘩やイジメにはこれらは対応できませんが、
もちろんこの問題はゲーム以外でも起こる問題なので、これらを”完璧に防ぐ手”はありません。“ゲームで問題が起きる可能性を少しでも減らす手”を考えた方が良いと思うな。

対処法:親がゲーム実況者のことを知っておく

ゲームをしていると口が悪くなったり暴言を吐いてしまう子がいます。
これでは友人と揉め事になって当たり前です。

これは子供だけの問題ではなく、大人にもそういう人がいます。

YouTubeでゲーム実況・ゲーム配信を見ていたら、そういう人に憧れてしまって真似をすることもあると思います。
ここまで読んで下さった方なら、子供が「俺はプロゲーマーの配信見てるよ」と親に言ってきたら、「それなら大丈夫そうだ」と思ってしまう人も多いかもしれません。
それを『真剣に学ぼうとしている』と捉える人もいると思います。

しかし、プロゲーマーでも暴言を吐く人はいます。結構います。

親が「この人は安全だ」と思える実況者を探して、その人の実況動画を見せておくのは良いと思います。
子供はゲームが上手い実況者に憧れ、そのゲームのやり方を「かっこいい」と思うのです。

FPS(ApexやFORTNITE等)をやっている時の、他のプレイヤーへの態度や言葉の使い方というのは一つの指標になると思います。
ゲームで暴言を吐く人は、FPSで必ず暴言を吐きます。

     

子供の教育に良いゲーム

以上のことを含めて、子供にオススメのゲームをご紹介します。

マインクラフト

子供に勧めるまでもなく、みんな大好きマインクラフト。
しかし、ゲームを普段やらない親からは、『何をやっているのかよく分からないゲーム』とよく聞きます。
ブロックで何でも作れるゲームで創造性が刺激される、というのは皆さんご存じの情報だと思いますが、初期の段階だとかなり地味な作業を淡々とこなすゲームでもあります。

マインクラフトの世界では木・土・水・石・溶岩など様々なものが全てブロックで構成されています。
最初は寝る場所も食料もなく、人の住めない場所に放り出されます。
そこから少しずつ、人の生活が出来る場所を作っていきます。

例えば、
マイクラの人間たちはベッドでしか眠れません。夜にはモンスター達が溢れて攻撃を受けますが、密室空間とベッドを作ることで、危険を回避して夜に眠ることができます。

ベッドを作るには、木材と羊毛が必要です。
素手でも取得は可能ですが、時間がかかるので道具が欲しいです。

その道具を作るためには鉄が必要だから、地下に鉄鉱石を採掘しに行くとします。
鉄鉱石を鉄にするためにはかまどが必要で……

といった具合に、やりたいことを実現するためには準備の作業に時間がかかります。
創造性の部分だけではなく、この点も私がこのゲームを推したい理由です。
やりたい!と思ったことがすぐには実現できず、時には高いところから落下してしまい集めていた素材を全てロストしてしまったり、苦労した上でやりたいことを実現するゲームなのです。

マイクラを子供にやらせることのデメリット

一番オススメのゲームですが、デメリットもあります。
それは、

  • マイクラには終わりがないこと
  • 中毒性の高いゲームでやめ時が見つけづらいこと

です。

デメリット①:マイクラには終わりがない

このゲームには目的がなく、それは自分で好きに設定できます。
それだけ自由度が高いので創造性という部分ではメリットですし、ずっと同じゲームで遊んでくれるという意味ではお財布にも優しいゲームです。

ですが、自分が定めた目的を達成すると、また別の目的が出てきてしまうゲームなので、
親世代の方が昔ドラクエなんかでラスボスを倒した時のような一度に大きな達成感は感じにくいです

デメリット②:マイクラは中毒性の高いゲーム

私でもやっててやめ時が見つかりません。
気づいたら深夜2時…なんてこともあります。

マイクラを子供がやっているなら、ゲームをする時間を制限するのは必須だと思います。

しかし、制限された方の気持ちも分かってもらいたいので少しそれについて書いておこうと思います。

マイクラをやめろと言われる側の気持ち

想像してください。
子供達は、大きな家を作るため、石や木や鉄を素材から集めてそれを加工し、何十個もそのパーツを集めています。
その間にはモンスターが襲ってきたり、最初に述べた通りベッドや簡易的な部屋を作ったり、道具を作ったりもしています。
大きな目標である『家を作る』ということに向けて、時間をかけて準備しているのです。
その準備を終えて、さぁ家を作ろう!と組み立てている時はきっと一番楽しくてワクワクする時間。
でも作り始めたら素材が足りなかった…早く作りたいから急いでまた素材を集めに行こう!と、面倒な作業も目標のために頑張っている時に
「もうご飯だからやめなさい」と声をかけられたら、あともう少し…!ってなるのは当然ではあります。
これはゲームでなくても、仕事でもそう。
良い流れに乗ってる時に、さぁ今から早く帰って!と言われたら、もう少しやっておきたい…と思うときありますよね。

もちろん、楽しいからやめられないということには変わりないですが、
マイクラにおいての「やめられない」は『良いやめられない』でもあると思います。

いや、だからってずっとやらせてあげてねってわけじゃないですよ。
時間は守らせてください。じゃないとずっとやっちゃいます。

ただ、その子供側の気持ちや感覚を知ってほしいとは思います。

カゲノ
カゲノ

私にも止めてくれる人がほしい……
やりすぎる私を止めて……

     

ドラクエビルダーズ:マイクラ類似ゲーム

マイクラは自由度が高いゲームです。
自由度が高いと、何をやっていいのか分からなくなる人もいて、ゲーム側で目標を設定してほしい人もいます。

子供は大人よりも自由な発想ができるので問題ないとは思いますが、
マイクラのような創造するゲームをやらせたいけどマイクラにハマってくれなかった、という親御さん達にはドラゴンクエストビルダーズもおすすめです。

同じようにブロックを組み立てるゲームですが、こちらの方はストーリーがあったり、指示をくれたりします。
ストーリーはRPGのドラクエと比べると軽いものですが、やることを明確にしてくれます。

ゲームはしないけど、子供の頃にドラクエをやったことがある!という世代の方も多いと思うので、こちらの方が子供と一緒に楽しめるかもしれません。

マリオメーカー

自分でマリオのコースを作って遊べるゲーム。
子供が作ったコースを家族みんなで遊んだり(〜4人で一緒に遊べます)、逆に子供が眠った後に両親で仲良くコースを作って子供達に遊んでもらったり、家族の交流ができるゲームです。

家族で遊べるゲームはたくさんありますが、コースを作ること自体は一人でもできるので
例えばなかなか時間が合わず、家族全員が揃うことが難しくても、それでも家族みんなで遊べるんです。

また、簡易的なゲームを作る体験を味わうことができるゲームなので
どこに何を配置すれば難しくなるか・難しすぎた場合はどこを変えるべきか・ギリギリ行けるようにしたい
といったことを考えながら作成すれば、脳は活性化されると思いますし、『ゲームを作ること』自体に興味を持ってプログラミングの勉強をしたいと思うようになるかもしれません。

オンラインで他の人が作った人気のコースを遊んだり、自分のコースを公開することも可能です。
自分が一生懸命に作ったコースを世界中の人がプレイしてくれる。
これは自己肯定感の上昇にも繋がりそうですね。

カゲノ
カゲノ

プログラミング脳を鍛えるのに向いている、と紹介されていることがよくありますが、個人的にはマリオメーカーはそこまでじゃないかな…と思ってます。
それなら、マイクラをやりこんで『レッドストーン回路』を取り入れた方がかなりレベルの高いコンピューターについての勉強になる気がします。
だけどそこまでは小学生には厳しそうなので、まずは作ることの楽しさを!

マリメなら小学校低学年の子でもプレイできます。
普通のマリオよりも幼い子がやりやすいです。
なぜなら、親が子供でもできる超簡単なコースを作成することができるからです。

ドラゴンクエストシリーズ

RPGからは、ドラクエシリーズをおすすめします。
現在子供たちに人気なのは、ポケモンシリーズやミートピアの方だと思うのですが
今回は『教育に良い』をテーマにしています。

なぜドラクエなのか?というと、ちょうどいいからです。

RPGから子供が学べるものは何かというと、一番はやはり、小説や絵本を読むのと同じで
登場人物に感情移入したり、気持ちを考えたりして想像力が育まれることだと思います。

カゲノ
カゲノ

私はドラクエを小学生の時によくプレイしていましたが、
父親が主人公を守って亡くなる場面は衝撃的で涙しました。
何周もプレイしたのですが、後半は主人公の名前を父親の名前にしていたくらいです。笑

素晴らしいストーリーのRPGはたくさんあります。
その中でドラクエは、子供にも分かりやすく大人でも楽しめるしっかりしたストーリーというちょうど良いものです。

ポケモンもストーリーがちゃんとありますが、
『ポケモンを育てて戦う』というところをメインにしているゲームなので、
他のRPGに比べると少々弱く感じます。

逆にポケモンはその分、どんな親でも「子供に見せたくない」と思う表現はないと思います。
例えば親によっては、人が亡くなるシーンは見せたくないと思う人もいるでしょう。
ポケモンのストーリーはその面ではとても安全です。

カゲノ
カゲノ

ちなみに私はポケモンをRPGとするのはどうかな?と思っています。ポケモンに当てはまるゲームジャンルがないからRPGとしているだけで、ポケモンは『ポケモン』という新しいジャンルを生んだゲームでもあると思います。
それくらい、他のRPGとは差があります。

しかし安全に作られると、大人も深く感情移入できるようなストーリーにはなりません。
大人レベルのストーリーを、子供に分かり易く描かれているのがドラクエです。

桃太郎電鉄シリーズ

桃鉄シリーズは、各プレイヤーが社長となって、日本各地(世界の場合もある)をすごろくで巡って争うゲームです。
各地の駅に止まると、その場所の実際の名産品のお店を買ったりできます。
社長なのでそうやって物件を買っていって、最後に資産で勝負するという、今考えると内容としては子供向けなのか?と思えるゲームです笑

しかし、この桃鉄。
日本の地理の勉強にかなり役立ちます。

私は日本の都道府県をこのゲームで覚えました。そういう子供たちは多いと思います。
更には県庁所在地や名産品、その地方の有名なお祭りや有名な観光地などを、このゲームをプレイすることで自然に覚えることになります。

桃鉄を子供にやらせるデメリット

これはもうプレイしたことがある人なら分かると思いますが、
子供同士、特に兄弟でやる場合、確実に喧嘩になります。

このゲームには、一緒にプレイしている人を貶めるシステムがあります。
これがあるから面白いのですが、例えば一位になった弟を、兄や姉が協力して最下位に落とす
なんてことが度々起こってしまいます。

桃鉄をやる度に誰かが泣く、というようなことにもなりかねないので、
多分これは親が大変かな……

都道府県が覚えられず困っている子供がいるなら、大人と一緒にやっても良いかもしれませんね。

     

ゲーム好きの私でも子供にやらせたくないゲーム

次は逆に教育にはあまり良くないんじゃないかと思われるゲームを考えていきます。

これは子供のプレイの仕方次第ですし、一概に悪いとは言えません。
しかし、ゲーム好きである私個人が自分の子供にはやってほしくないなと思うゲームはあります。

スマホで遊べる無料ゲームアプリ

誤解しないでいただきたいのが、全てのゲームについてそう言っているわけではないということです。
しかし、以下に挙げた点に全てもしくは殆ど当てはまっていたら、親としてはよく注意したほうが良いと思います。

  • スマホのみで遊べる(家庭用ゲーム機ではリリースされてない作品)
  • ダウンロード無料で課金制
  • ガチャがある
  • ライフがある
  • 楽しむには広告を見る必要がある

これらは一般的なスマホゲームアプリだと思います。
ほとんどのゲームがこれに当てはまりますので、その中には教育に良いゲームも確実に含まれると思います。
あくまで、『親が注意して見ておいてあげないといけない』『教育に良いとは言えないゲームが多い』パターンです。

良いスマホゲームアプリは中毒性がかなり高い

まず、スマホアプリ専用のゲームを制作する人の気持ちになってみてください。
スマホでゲームをたくさんの人に長く楽しんでもらうためには、ゲームに『中毒性』が必要です。
負けてしまったけどもう一回やりたい!あのカードが出るまでガチャを引き続けたい!
というような気持ちにさせることが重要だと思います。

でないと、基本無料でダウンロードできるゲームがたくさんあり、ゲーム中にスマホに他のアプリから通知が届いたりする中で、勝ち残ることができません。
中毒性の高いゲームというのは大人にとっては褒め言葉ですが、まだ小さい子供にとってはどうでしょうか。
まだ我慢したり自制ができない子供たちにとって、それは良いものなのかな?と思ったりします。

カゲノ
カゲノ

そもそも制作側は大人に向けて作っていると思うので、制作側が悪いって話じゃないです。
私もスマホゲームやるよ。

  • 課金を止められているのに課金でガチャが引きたくてたまらなくなってしまう。
  • アプリを開いたままライフが1回復するのをずっと待っている。
  • 続きをやるために広告を見ているがイライラする。

こういうこと、大人でもあると思います。
それを子供が自分で止められるはずがないと私は思います。

カゲノ
カゲノ

ストレスからの喜びというその快感を味わいすぎるとそれを脳が覚えてしまって、
将来ギャンブルにハマったりしそうでちょっと怖いよね…

何も得ることができないゲームも多くある

これは私の中では一番重要な問題です。

家庭用ゲームでもあるかもしれないですが、アプリにはそういったものがかなり多いように思います。

人それぞれの価値観があると思いますが、
私はそのゲームをやったところで『このゲーム楽しい』としか思えないゲームのことを、『何も得られないゲーム』だと感じます。

例えば、
毎日ガチャを引いて強いメンバーを集めて戦ってまた強くなって更に強い敵に挑戦する。
そこにはストーリーも何もない。
その中に少しでも、そのゲームにハマることで別の事柄に興味を持てるような要素があったら良いな〜と思うんですが(例えば歴史上の人物の名前を使っているとか実際の日本の土地に関連してるとか)
全く何もなければ、私はそのゲームをやっている時間を『無駄だ』と思ってしまうんですよ。

それでも私はそういうゲームをやることがあります。
でも『無駄だ』と思っているので、それはストレス発散やただ楽しみたいだけです。
良い大人なので、そう思っていながらいつまでもやり続けることはありません。

でも子供にはその判断がつきません。
ゲームを選ぶときに、自分のためになるか?なんて考えません。
楽しいのが一番なのです。

同じ『楽しい』なら得られるものが少ないゲームより、なるべく多いゲームをさせてあげる方向に持っていってあげてほしいなと思います。

私の価値観では上記に書いたようなゲームが『得られないゲーム』ですが、
そこは親それぞれの価値観で良いのではないでしょうか。

何があっても絶対にやってはダメなこと

ゲームが好きな子供たちに対して、絶対にやってほしくないことがあります。
それは、目の前でゲーム機を破壊すること。

私これ、子供の頃にやられたことがあります。
ゲームソフトを父親に破壊されました。

私はいまだにその光景が脳裏に焼き付いています。
その絶望感もリアルに思い出せます。

親にとっては、子供をダメにするものという認識で、
もしかすると教育のためにやっているという感覚かもしれません。

でも子供にとって、そのゲームは宝物です。

買い直せば良いというものでもありません。
今手元にある、たくさんの冒険の思い出が詰まったそのゲーム機が宝物なのです。

大人で置き換えると、大切な人に記念日にもらったプレゼントのようなものかもしれません。
それってその物自体が大切なわけじゃなくて、その日の思い出が大切じゃないですか。

子供にとってゲーム機とはそういうものなのです。

だからどうか、
子供がそれだけ好きなゲームを、『どうやったら勉強に変換できるか?』
を考えてあげてくれたら嬉しいな。

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カゲノ

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