脱出ポッド付近からブラックホールに落ち、ホワイトホールステーションから北の氷河に降り着いた……
という流れが前々回〜前回までの流れです。
前回の記事↓
今回は脱出ポッドでこの星に辿り着いたNomai達の跡を辿っていきます。
プレイ日記はこの記事を含めて全てネタバレありです。
一応目次に大体のプレイ箇所は書いております。お気をつけください。
旧居住地へ向かう
脱出ポッドの緊急ハッチ続きから…
★ 脱出ポッド1の記事はこちら↓
緊急ハッチを再び開けて、地殻下へ降りていきます。
この橋を下に降りていってみます。
今回は落ちないように慎重に。
何度か同じ死に方をしたのは内緒。
橋は繋がっていないのでジェットパックを駆使しつつ降りて行っていると、
所々の壁面にNamaiが文字を残しています。
文字が残っているところには照明が置いてあるので分かりやすいです。
照明を追っていく形で降りていきます。
Nomai文書:気をつけろ
PLUME:気をつけろ!ブラックホールがその下で眠っている。吸い込まれるな。
PLUMEさん。もう遅いです。もう何回も落ちました。
Nomai文書:一時拠点
PLUME:特記事項:ここからあまり遠くに離れてはいけない。ここはやや不安定ではあるものの、これまでに見つけたところと比べれば安全だ。
PLUME:一時的な拠点はできたが、隕石の衝突によって発生する落石やチリに気をつけろ。
この辺りがNomaiの一時拠点になったようです。
空中都市に比べれば、簡易的な感じはしますね。
私も一旦ここに滞在し探索します。
ここからめちゃくちゃ苦労したぞ……
旧居住地を探索
ここがNomaiの旧居住地。
一時拠点とは言っても、それなりの時間をここで過ごしたことが分かる作り込み具合です。
画面上にずっとホワイトホールステーションのピンが刺されてますがこれはただのミスです……気にしないでください……
いやー、ここもほんとに苦労しました。
ここも方向音痴には地獄のような場所です。
私は偵察機をビスケット代わり(ヘンゼルとグレーテルのやつ)にして進みましたが、本当は偵察機10個くらい欲しかった。
Nomai文書:新たなシェルター議論
一時拠点のNomai文書がある場所から右の橋を渡り、眼マークが見える真ん中へは行かずに左の橋を上がっていった場所です。
PLUME:拠点の安定性に不安があるなら、もっと長期的に利用できるシェルターを新たに建設すべきだが、どこがいいだろう?
PLUME:北の氷河に移るべきだと思う。
THATCH:また地殻の下に作れば、火山月から身を守れるはず。
FILIX:重力水晶を使って安定した道を作ったらどうかしら?
THATCH:脱出ポッドからあまり離れない方がいいわ。入ってくるメッセージをFilixが確認できるように。メッセージに応答できなければ、救いも来ないから。
FILIX:誰かが助けに来てくれるとは思えないな、Thatch。自力で生き延びることを考えないと。
PLUME:そうだな。俺たちは眼の信号に呼ばれて、ここにたどり着いた。単に生き延びるだけじゃなく、発展していかなければ、見つかるものも見つからないだろう。
THATCH:そのとおりだわ、Plume。議論の余地はない。北の氷河に移動した方が安全なら、そうすべきよ。
Nomaiたちは一度ここに避難し、拠点として使っていたようです。
しかし安定性がいまいちだったらしく、新しいシェルターを作ろうとしています。
こんな絶体絶命の状況で、宇宙の眼を見つけるための発展を目指してるなんて
Nomaiすげぇ……
ちなみに重力水晶っていうのは、近くにあったからこれのことだと思う。↓
重力水晶って言葉は確かRiebeckも言ってたけど何のことか分からずスルーしてしまってた。
★ RIEBECKとの会話の記事↓
【OuterWilds記録】脆い空洞:RIEBECKと会ってブラックホールと向き合う#20
今までは”あの壁歩けるやつ”とか呼んでたけど、ちゃんと名前があったんだね……
ちなみにこの壁を進んでみましたが、途中で落ちてしまいました。
重力水晶の壁を歩くの苦手すぎる。
おそらくNomai達はここから新たな拠点を探しに行ったのでしょう。
Nomai文書:眼の祭壇
旧居住地の真ん中に位置する目立つ場所。
入り口から既に眼マークが見えています。
多分ここは眼の祭壇として使っていたんでしょうね。
一時的な拠点にも必要なほど、Nomaiが宇宙の眼を心の拠り所にしていたってことなのかな。
このマークの下にNomai文書がありました。
THATCH:この知識は失うには惜しすぎる:船に乗っている間に遭遇した信号のことを思い出させるものがすべてここにある。
FILIX:信号は眼のように見えた:丸くて、中心には瞳によく似た円があって。(信号は何かを探していたんだと思う)
FILIX:信号は宇宙そのものよりも古かった!これが一番重要な点だ。
PLUME:これまでああいうものに遭遇したNomaiの部族はいなかった!この宇宙に存在していながら、宇宙そのものより古いなんてことがありえるのか?
THATCH:あの眼からどれほど深く貴重な知識が得られるか想像してみて。なんとしてもこの宇宙の眼を見つけなくては。
眼は宇宙より古いというのは太陽なき街の祭壇にも書いてありました。
★ 太陽なき街の『眼の祭壇』についての記事↓
【OuterWilds記録】燃え盛る双子星:太陽なき街にて眼の祭壇&太陽ステーション議論 #12
ここではTHATCH、FILIX、PLUMEという初期メンバーのメイン3人組が眼について話しているため
より詳しく書かれていますね。
Nomaiは船に乗っている時に眼の信号を受けたんですね。
信号を受けて旅に出て、船でも信号を受けたという意味なのか
他の理由で航行中に信号を受けたから信号を追うことにしたのか
その辺は分かりませんが。
眼のように見えた信号を見て、Nomaiはこちらを見られているように感じたのかもしれません。
宇宙より古く、そしてこちらからはどこにいるかも分からないその存在に見られている…
それってやっぱり神様だよな。
そりゃ信仰の対象にもなるわ。
あと
「この知識は失うには惜しすぎる:船に乗っている間に遭遇した信号のことを思い出させるものがすべてここにある。」
って一体どういうことなんでしょう。
ここって旧居住地のこと?
なんで船に乗ってる時の信号を思い出させるものがここに?
そしてなんでそれを失う必要があったんだ?
この場所の下があみあみになっていたので覗き込んでみると
なんかある。
もしかしてこれが”失うのが惜しいもの”か??
Nomai文書:PLUMEの想い
眼の祭壇から北東方向の橋を渡った先の住居から、下の階に降りたところにあるNomai文書です。
もうこの先は方向感覚が無くなってます……
PLUME:俺たちの乗った脱出ポッド1には兄はいなかった。ポッド2かポッド3に乗ったんだろうか?そもそも脱出ポッドに乗れたのか?
PLUME:ここに来るまでに多大な犠牲を払った。部族最悪の犠牲を無駄にすることはできない(この俺が許さない)。
あぁ……
そうかぁ。
これを見て急いで自分がまとめたNomaiの人々についての記事を見返してみたんですが
★ 参照:【OuterWilds記録番外編】Nomaiの人々の役割や関係性をまとめる
PLUMEの兄が誰なのかは分からなかった。
お兄さんが生きているのか亡くなっているのかも分かりませんでした。
PLUMEさんは脱出ポッド1で船から逃げてきた初期メンバーで、
THATCH・FILIXと共に自分の役割を全うしてきた姿を見てきました。(姿を見てはないんだけど笑)
これまで文書で見てきたNomaiはみんなそうで、個人的な感情で家族を心配したりする声はあまり見かけなかったし、
このような決意のようなものも見てなかった。
当然家族を失っている人もここにも燃え盛る双子星にもたくさんいたはず。
そんな中でみんな頑張ってたんだね。
人間らしい一面を見た気がしました。
(人間じゃないけど)
ここはPLUMEの住居だったのかな?
Nomai文書:眼の信号
ここは先ほど眼の祭壇下を覗き込んで見えていた場所。
これが失いたくないものなのかな。
壁画が見えますがまずは文書を読んでみよう。
THATCH:まったく理解できない。どうして船はあんなところに墜落したの?
PLUME:船に何か不調でもあったのか?
FILIX:ううん、Annonaと私がワープ前に点検したけれど、ワープコアと航行システムは正常だったわ。
FILIX:宇宙の眼から発信された不思議な信号を追ってワープした。でも、到着先は間違っていた。目指したところとは別の場所だった。
THATCH:それなら船の問題ではなく、目的地に問題があったのかも。
FILIX:脱出ポッド3に乗った仲間のことが心配ね…
ほうほう。
Nomai達は船で眼の信号を受け、その信号を発する先にワープを試みたものの、なぜか闇のイバラに到着してしまった…
ということかな。
ワープはちゃんとしてたけど、ワープ先に問題があってその信号の先には辿り着けなかったと。
それって、単純に宇宙の眼がもう存在していないってことなんでしょうか。
受信した信号は遥か昔に発せられたものだったのかも。
でもなんで闇のイバラに…?
宇宙の眼と闇のイバラは何か関連性があるのかな。
FILIXが「脱出ポッド3に乗った仲間のことが心配」と言っているので、この時点で脱出ポッド2とは連絡が取れていたのかもしれません。
眼の信号を追ってきたNomaiの壁画
次に壁画を見てみます。
おそらく順番的にはこういう並びです。↓
↓
↓
眼の信号を受信し、ワープした先は想定外の闇のイバラ。
船は闇のイバラに絡みとられ、そして3つの脱出ポッドで脱出した。そのうちの1つは脱出できなかった。
という出来事が壁画として記されています。
脱出ポッド3は船の近くから逃れられなかったようです。
二枚目の闇のイバラに絡めとられている船の図は
実際にこうして身動きを取れなくされたのか
それとも、別の場所にワープしようとしていたのに闇のイバラに引き摺り込まれてしまったことを表したかったのか
どっちなんでしょうね。
実際はアンコウに襲われて脱出したんだと思ってたんですけど……
あれ、私はなんでアンコウが原因だと思ってたんだろう。
アンコウの化石での考察が一部当たってたから、自分の考察を全て事実として思い込んでたんか?
★ アンコウの化石を見た時の記事 ↓
【OuterWilds記録】燃え盛る双子星:太陽なき街への洞窟〜アンコウの化石発見 #11
Nomai文書:KOUSAの想い
壁画のある場所(眼の祭壇の下)から北方向の橋を渡った先にある住居上にあった文書です。
KOUSA:他の脱出ポッドの遭難信号をキャッチした。これで希望が持てる。Foli、まだここにいるの?あなたなしで、ここでどうやって生きていけばいいのかわからない。
KOUSA:(あなたなしで、どうやって自分が自分らしくいられるのかわからない)
辛い。
KOUSAもFOLIもここで初登場なので、おそらく一般のNomaiなのでしょう。
FOLIはKOUSAの大事な人なのでしょうね。
きっとこの旧居住地でもみんな助け合って生きていたと思いますが、それでもやっぱり大切な人が今どうしているのか生きているのかどうかも分からない状況って辛いし寂しいですよね。
PLUMEはこういう人たちのことも想って
「ここに来るまでに多大な犠牲を払った。部族最悪の犠牲を無駄にすることはできない(この俺が許さない)。」
という気持ちになっていたのかもしれません。
きっとそれはPLUMEだけじゃないよね。みんなかっこいいよ。
燃え盛る双子星の方ではこういう文書は見かけませんでしたが、
それは居住地が最初から最後まで太陽なき街だったからかも。
脆い空洞のNomai達はこの旧居住地から空中都市に移動したため、
古い文書が消されず上書きされず残っているのかもしれませんね。
プレイしながらここでちょっと半泣きになっちゃったよ。
Nomai文書:PLUMEの想い②
壁画のある場所(眼の祭壇の下)から東に伸びている橋を渡った建物内にありました。
建物に入って階段を登り、更にジェットパックで上がった最上階です。
PLUME:君の不在が胸に鋭く突き刺さる。こんな痛みを知らずに済むなら
どんな犠牲を払ってもいい…。それでも、出会わなければよかったとは思わない(その方がさらに辛い)。
PLUME:Keek、どうか無事でいてくれ、今どこにいようと。
また悲しいものが出てきてしまった……
PLUMEは脱出ポッド1に乗っていた初期メンバー。
メインの三人組の中の一人です。
PLUMEは兄だけでなく、もう一人大切な人と離れ離れになってしまったようです。
“出会わなければよかったとは思わない”という言葉は兄に対して出てくるものではないと思われるため、別の人物なのかなと思います。
PLUMEはPHLOXの父親なので、母親が行方不明という可能性はある。
こんな痛みを知らずに済むなら
どんな犠牲を払ってもいい…。
船の墜落から脱出を経験したPLUMEはそう思っていたようですが、
今後のNomai達の選択は宇宙の眼を探すことを最優先にしたものだったのだと思われます。
そう言っているPLUME自身も、
『部族最悪の犠牲を無駄にすることはできない(この俺が許さない)。』
という言葉を残しています。
宇宙の眼を探すこと多少の危険は伴うはず。
だから矛盾してるんだけど、
どっちも気持ちはわかるし、その矛盾している気持ち両方を抱えていたんでしょうね。
Nomaiは人間より理性的で賢いと思っていたけれど、こういうところはめちゃくちゃ人間っぽい。
最後に
旧居住地にいた時点でのNomai達の間には
結構マイナスなムードが漂っていたのかもしれないですね。
今までにない暗さだった気がします。
次回は空中都市になるかな??
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