発売前から目をつけていてずっと積んでしまっていた『Inscryption』というゲームを始めました!
カードゲーム+脱出ゲーム+ローグライクを組み合わせたようなゲームで、
ジャンルは公式ではサイコロジカルホラーとなっています。
現在こちらのゲームは
Nintendo Switch・Windows(Steam, GOG.com, Epic Gamesストア)・PS5・PS4
でプレイすることが可能。
私はSwitch版でプレイしておりますが、今のところ操作も特に問題なく行えています。
この記事の中に出てくるのは、ゲーム内でのチュートリアル部分の途中までです。
未プレイだけどどんなのかちょっと気になる…という方でも見れる内容だと思いますが、出来れば何も知らないままプレイすることをオススメいたします。
プレイ日記はこの記事を含めて全てネタバレありです。
一応目次に大体のプレイ箇所は書いております。お気をつけください。
ゲーム開始から不穏な雰囲気
ゲームが開始してすぐにこんな映像が流れました。
CCとはクローズドキャプションの略で、映像などに付ける字幕のこと。
このゲームは『誰かが見ている映像』ということなのでしょうか。
この真っ暗の映像が出る前にも、砂嵐が流れたり、既に不穏な雰囲気です。こわい。
そしてタイトルが出た後に選択画面が出てくるわけですが、
なんと、初めて起動したはずなのにニューゲームが選べません。
これ中古で買ったっけ?と一瞬思いましたがダウンロードで買いましたしそもそもswitchではセーブは本体の方に記録されます。
これはもうコンティニューを選ぶしかないようです。
私は誰かの物語の続きをやるのか…?それは誰なんだろう。
コンティニューを選択すると、暗い部屋に私はいました。
暗闇に浮かぶ目。
対面に誰かいるようです。
その謎の人物が、
「新しい挑戦者か……ずいぶん久しぶりだ」
と話しかけてきます。
やっぱりこれ中古で買ったんかな??
長い間、ブックオフに眠ってたのかな??
しかし
「このゲームの遊び方は、もう忘れているであろう」
とも言われました。
私は新しい挑戦者でありながら、このゲームをやったことがあり、そしてこの人と話したこともある
ということでしょうか。わけがわかりません。
そこからこの人がゲームのルールを教えてくれることになりました。
カードゲームのルール説明、基本のキ
さぁ、私のような文章で説明してくれないと覚えられない人のために、要は自分のために、しっかりとルール説明をしようと思います。
分かりやすく説明するために、ゲーム内での流れと画像の順番はバラバラになっている部分があります。
まず、手元にカードが配られます。
最初は4枚でした。
この手元のカードはランダムに置かれた山札から選ばれているようです。
左側の数字が攻撃力、右側の数字が体力です。
そして、動物の絵の右上の赤い水滴は『血』で、所謂コストになります。
初めに、謎の人物の指示に従ってリスを場に出しました。
出せるのは、手前のオレンジ枠の四箇所のみ。
向こう側のオレンジ枠は、相手がカードを出せる場所です。
リスはある意味特別なカードで、基本的には『捧げもの』として使用するカードです。
なので、攻撃0・体力1でも役立ちます。
例えば、
オコジョを場に出したい時。
オコジョカードの『血』の水滴の数は1つ。
これはオコジョを場に出すには、血が1つ必要だよ、という意味です。
なので、場に出ているリスを捧げものにして血に換える必要があります。
その血でオコジョを場に出すことができます。
ちなみにただ相手にやられただけじゃ血は溜まりません。
他の動物を場に出す際に、そのために捧げものにした時だけ血が溜まります。
リスを捧げてオコジョを場に出しました。
オコジョは攻撃1なので、これで攻撃することが出来るはずです。
これでこのターンでやることはなくなりました。
手持ちはオオカミが二匹でオオカミを場に出すには血が2つ必要になります。
場には一匹しかいないしそもそもせっかく今出したオコジョを捧げる必要は全くないので、ターンを終了させます。
ターンを終了させるには、左側のベルを鳴らします。
具体的にはZRボタンです。(switch版)
ターンを終了させると獣同士の戦闘が始まりますが、
今回は相手が何もカードを出していない状態ですのでこちらが一方的に攻撃できます。
自分が出したカードの対面に誰もいない場合は、相手である謎の人物に直接攻撃が可能です。
オコジョが相手に直接攻撃をしました。
オコジョの攻撃力は1なので、相手に1のダメージを与えられます。
相手に直接ダメージを入れると、相手側の天秤に石のようなものが入れられます。
相手の方の天秤の針が振り切ったら、こちらの勝ちとなるわけです。
このようにな!!
次は相手のターンになります。
相手はオコジョの対面にコヨーテを配置してきました。
コヨーテは攻撃2、体力1です。
相手はそこでターンを終了させて、戦闘に入ります。
コヨーテはオコジョに2のダメージを与えました。
オコジョの体力は3なので、相手の攻撃2を受けて、残りの体力が1となってしまいました。
0になるとその生物は負けてしまいカードは消えます。
(その戦闘で消えるだけで、次の戦闘になれば復活します。)
ここからまたこちらのターンがやってきます。
最初のターンではカードは勝手に配られましたが、
次のターンからは二つの山札からどちらのカードを引くか選べます。
デッキから引くか、リスを引くか、です。
どちらにしても一枚しか引けません。
デッキは、リス以外のカードを引けますが、デッキの中から何のカードを引けるかは分かりません。ランダムです。
リスは、確実にリスを一匹引くことができます。
この時の私は全く頭がついていっておらず、どっちを引くべきかよく分からなかったので
とりあえずリスを引いてみることにしました。
すると、
堅実と言え!!!!!!
恥ずかしいだろ!!!!
とりあえずさっきと同じようにリスを場に出してみることにします。
しかし、手元に残っているのはオオカミ2枚のみ。
オオカミを場に出すには血が2つ必要です。
よー分からんけどこうする必要があるんだろう、と思って
こうしました。
オコジョとリスを両方捧げものにしました。
これでオオカミを場に出すことが出来るので、
オオカミをコヨーテの対面に置き、倒すことができました!
そして対面のコヨーテがいなくなると、相手に直接攻撃が可能なので、どんどんとオオカミで3の攻撃を与えていきます。
実際には相手も更にカードを場に出してきますが、今回はチュートリアルということで
天秤が振り切って勝利。
他のルールもありますが、現時点での基本ルールの説明はこれでお終い。
ルール説明中の不思議な出来事
ルール説明の邪魔になるかと思い省いたのですが、オコジョを捧げものにした時のこと。
いなくなる直前に、
オコジョが「んん?おい、やめろ」と喋りだしました。
『オコジョ』と名前を書いていたところがセリフになっています。
え、生きてる!?!?
と思いゾゾっとしちゃいました。
オコジョくんを私が捧げものにしてしまった……
謎の人物からは、『デッキからいなくなるわけじゃない、すぐ戻ってくる。まぁ痛みは現実だけど』みたいなことを言われて、動物好きの私は心が痛んだ……
すまんオコジョ。
でもリスの方はただのカードって感じでなんのリアクションもありませんでした。
このオコジョ、特別なカードなんでしょうか。
ローグライクらしい私の物語を思いだす
謎の人物が
「君の物語を思い出そう」
と言って、机の上に地図を広げました。
私はローグライクあまりやったことないので分からないんですが基本こういうマップなのかな?
『Slay the Spire』もこういう感じだよね
ハテナカードマークのマス:カード入手
駒となる木彫りの人形を歩かせて『?』カードマークのところまで連れて行きます。
ここは一本道みたいですね。
このマスでは、カードを手に入れることが出来ます。
『クサリヘビ』と『ネコ』が現れました。
この二つからどちらか好きな方を連れて行けるようです。
本来は3つのカードから選択できます。
チュートリアル用だから2枚なのかな。
カードの下中央に付けられた『ドクロ』と『∞』
クサリヘビとネコのカードには、今までに無かったマークが付いています。
攻撃と体力の間のマークです。
これは、カードに付いている能力のようなもので
- クサリヘビの『ドクロマーク』
このマークが付いている獣に攻撃されたらその獣は死亡。 - ネコの『∞マーク』
このマークが付いている獣は捧げものになっても死亡しない。
ということのようです。
頭がこんがらがってきた……
どちらが良いカードなのか全然分からないので、
とりあえず『ネコ』を選びました。理由はもちろんネコが好きだからです。
バックパックマークのマス:アイテム入手
次に止まったのはバックパックマークのマス。
捨てられているバックパックを見つけて、そこからアイテムを拾えるようです。
多分このマスは今後も何度も出てくると思うんだけど、なんでバックパックがそんな捨てられてるのこわい
アイテムは3つまで持ち歩けるようで、バックパックマスに止まると空きスペース分のアイテムが貰えるようです。
本来は3つから選択できるようなのですが、今回は勝手に選んで渡されました。
リスボトルとペンチ
今回は、リスカードが入ったボトル2つと、ペンチを貰いました。
- リスボトル
好きな時にリスカードを手元に出すことが出来ます - ペンチ
天秤に重りを一個置く(”一瞬の痛みあり”と説明文に書いてましたがそれ何!?)
喋りだすオコジョ(ドクロマークマス:戦闘)
ドクロマークに止まると戦闘です。
このマークに止まって戦闘をして勝利しても、アイテムが貰えたりカードが貰えたりということは無いみたいなので、避けられるなら避けても良さそうです。
ですが、カードゲーム自体がかなり楽しいので、敢えて止まりたくなっちゃいます。
この戦闘前にオコジョがめちゃくちゃ喋り出しました。
オコジョ「ボクを捧げたな。」
ごめんて!!!!!!!
最初のチュートリアル戦闘で捧げものにしたことめちゃくちゃ根に持つじゃん!!!!!
でも謎の人物が『痛みは現実』って言ってたからな……
ごめんよ……
オコジョは続けて、
でもそれが正しい一手だった、分かってる
と理解を示してくれます。
そして、
「お前ならボクを助けてくれるかも?」
とも。
助けてくれるとは……?
オコジョくんは、私がカードゲームのカードとしてオコジョを使っていることも認識しているようです。
謎の人物に急かされたので、とりあえず今は普通に遊ぶことになりました。
オコジョくんにとってもこれは”遊び”って感覚なの?
無事戦闘には勝利して、次のマスに続きますがそれは次回の記事で。
最後に
説明ばかりになってしまいましたが、
最初の録画映像を見ているような演出・コンティニューから始まる・目の前の謎の人物・助けてほしそうな喋るオコジョなどなど
気になるところが満載です。
しかも脱出ゲーム要素がまだ全く出てきていないという……
現在、楽しすぎて夜中までプレイしてしまっている状態です。
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