OM SYSTEM Tough TG-7とLUMIX DC-TZ99を比較:コンデジ初心者の一人会議

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コンデジが欲しい!!!

急激な欲望が私を襲ってきた。
何があったわけではない、特に理由もない。
だがこの欲望には抗えない。

色々調べた上でTG-7とTZ99の2機種に絞ったのですが、
真逆すぎて選べない!!!

ということで、コンデジ会議をここでさせてください。

この記事は…

コンデジ初心者の私が「OM SYSTEM Tough TG-7」「LUMIX DC-TZ99」を、

  • スペック
  • 使いたいシーン
  • 重さや扱いやすさ

という観点で、自分なりに比較・整理した記録をまとめています。
「スマホの次の1台」を探している方の参考になれば嬉しいです。

その後TZ99を購入したので購入後レビュー書きました

目次

TG-7とTZ99を比較する前に決めた、コンデジの最低条件

「コンデジを購入するなら、その機種にスマホ以上の何かがないと意味がない」
というのは最低限の第一条件。

しかし、画質だけでスマホに勝とうとすると10万円クラスの高級コンデジが必要そうです。

正直なところ、コンデジに10万は出したくない。
予算は7〜8万円までくらいにしたい……

本当はiPhoneを超える画質がほしいけど、予算的に難しい。

ならば、画質は負けてもiPhoneには出来ないことが出来る機種を買いたい!

まずこれを最低ラインの条件としました。

最低条件をクリアする2つの真逆機種

おそらく今後の数年間でiPhoneがどういう風に進化していったとしても、この機能は超えられないはず!という特徴を持つ、2つの機種が見つかりました。

それが
OM SYSTEMの防水タフネス機『Tough TG-7』(以下、TG-7)
Panasonic LUMIXの高倍率ズーム機『DC-TZ99』(以下、TZ99)です。

TG-7はマクロ撮影が得意で顕微鏡モードを使えば1cmの距離で鮮明な撮影が可能。更に水中撮影も可能。

TZ99は凄いズーム力を持っていて、レンズを後付けする必要なく遠くのものが撮影可能です。

これはスマホでは実現できない、この機種ならではの魅力だと思います。

近くのものが撮影できるものと、遠くのものが撮影できるもの、真逆ですがどちらにも惹かれました。

TG-7とTZ99の基本性能をざっくり比較

まずは2つの機種の基本性能を書いておきます。

私はカメラど素人なので最初に数値を見てもピンとこなかったため、
同じような方々のためにも後半では数値を誰にでも分かる言葉に変換して、主なスペックについて書いていきます。

TG-7とTZ99の主要スペック比較

スクロールできます
項目OM SYSTEM Tough TG-7Panasonic LUMIX TZ99
センサー / 画素数1/2.3型 裏面照射CMOS / 約1200万画素1/2.3型 高感度MOS / 約2030万画素
レンズ(35mm換算)25–100mm 相当 / F2.0–4.9(光学4倍)24–720mm 相当 / F3.3–6.4(光学30倍)
最短撮影距離通常:W/T 0.1m〜 / 顕微鏡モード:レンズ先端から1cm通常:W 50cm / T 2m〜 / AFマクロ:W 3cm / T 2m〜
手ブレ補正撮像センサーシフト式(静止画 2.5段)光学式POWER O.I.S.(静止画) / 5軸HYBRID O.I.S.+(動画)
液晶3.0型 約104万ドット(固定)3.0型 チルト式(自撮り対応)
動画4K/30p、FHD/120p など4K/30p など
防塵防滴 / タフネス防水15m / 耐衝撃2.1m / 耐荷重100kgf / −10℃耐低温―(防塵防滴・耐衝撃の公称なし)
記録形式JPEG / RAW / JPEG+RAW同時JPEG / RAW / JPEG+RAW同時
サイズ・重さ113.9×65.8×32.7mm / 約249g(電池+カード)112.0×67.8×43.1mm / 約322g(電池+カード)

ここだけ押さえればOK(スペック数値の読み方)

  • ズームの“届く距離”で選ぶならTZ99。 24–720mm相当の30倍光学ズームは旅行・街スナップで強力。
    遠くの被写体を“レンズだけで”大きく写せます。iAズーム(画質を保ちながらの拡張)で最大60倍まで対応。
  • 寄り(接写・微細描写)で選ぶならTG-7。
    レンズ先端1cmまで寄れる“顕微鏡モード”+深度合成フォーカスBKTで、小さな被写体もクッキリ写しやすい設計。
    虫、小物、植物のしべなどに強い。
  • 手ブレ補正の方向性が違う。
    TG-7はセンサーシフト式(静止画2.5段)で近接や暗所の手持ちに有利。
    TZ99は光学式(静止画)+動画は5軸HYBRIDで、望遠域のブレ抑制を重視。
  • 頑丈さはTG-7が圧勝。
    防水15m/耐衝撃2.1m/−10℃など“ラフに扱える”前提。
    屋外での不意な落下・雨天・砂ぼこりでも安心。
  • RAW+JPEG同時記録は両機対応。
    撮ってすぐ共有はJPEG、後でじっくり仕上げはRAW、という二刀流運用ができます。
  • 長時間の持ち歩き・片手撮りではTG-7がラク、構えを安定させて望遠を使うならTZ99が活きます。

TG-7の魅力(こんな人に向いているコンデジ)

まずはTG-7が気になる方へ。
詳しい写真やアクセサリー類は、公式商品ページを見るのが早いです。

TG-7の超近接撮影の凄さを感覚で掴む

TG-7のマクロ撮影がどれくらいすごいのか、数字だけだと伝わりづらいところもあるので感覚で分かりやすい早見表を作りました。

物のサイズ別:見える世界のイメージ早見表

スクロールできます
被写体サイズの目安具体例顕微鏡モードで見える世界(イメージ)
〜1mm砂粒、花粉、昆虫の脚先粒の凹凸や微細な毛が“模様”として立ち上がる
1〜5mm稚貝の先端、米粒、ネジ頭エッジの欠け・磨耗、成長線まで判別できる
5〜10mmメダカの目、ボタン、昆虫の胴虹彩の模様、鱗の境目、素材のヘアラインがはっきり
10〜20mm1円玉(20mm)、ピアスの石刻印の縁のシャープさ、金属の研磨目が“質感そのもの”に
20〜40mm時計の文字盤、どんぐり文字の彫りの深浅、艶のムラまで“表情”として写る

衝撃に強く水中撮影可能

TG-7はアウトドアな趣味を持つ方にはピッタリの機種で、そこが一番の売りでもあります。

例えば山や川に遊びに行って、虫や花、水中での生き物撮影をしたり。
そういう場所は岩場も多いので普通のデジカメなら落としたら壊れてしまう確率も高いけど、
これなら頑丈だから多少は落としても大丈夫。魅力ですよね。

しかし、私は家にいるのが大好きなゲーマーであり超インドアです。
この辺りのメーカー側が推す魅力にはあまり興味がありません。

ただ、とても面倒くさがりでそれでいて物を大切にしすぎてしまう傾向があるため(壊れるのが怖くて家で眠らせる等)、
雑に扱っても壊れないというのはかなり魅力的に感じます。

例えば旅行バッグの中に適当に詰め込むこともできるし、首から下げてぶらんぶらんさせることもできるし、婦人服特有の浅めのポケットに入れて最悪落としても大丈夫
って良くないですか?

また、現在水槽でメダカと貝を飼っているので、
それを近くで綺麗に撮れるんじゃないか?という期待もあります。

見た目がイケてる

見た目がかわいい!

アウトドアは好きじゃないけど、アウトドア系のデザインは大好きなんですよね。
ギア!道具!モノ!って感じのごつっとしたデザインで、でも大きくないところが良い。

カゲノ

男性目線だと男が好きそうなデザインに見えると思いますが、女性目線だと意外と女の子大好きなデザインなんですよねこういうのって。

TG-7の私にとって悪いところ

  • 画質が良いというわけではない
  • アウトドア派のレビューや作例が当てにならない
  • ズームが弱い

TZ99の魅力(こんな人に向いているコンデジ)

「とにかくズーム!」が気になる方は、まずは商品ページの作例やレビューを見るのがおすすめです。

TZ99のズーム性能の凄さを感覚で掴む

TZ99のズームがどれくらいすごいのか、数字だけだと伝わりづらいところもあるので感覚で分かりやすい早見表を作りました。

感覚で分かる早見表(720mm相当のとき)

横幅=距離の約5%/縦=距離の約3.3%がフレームに入る目安
(例:100m先なら、画面の横幅は約5mぶん)

距離画面に入る範囲(横×縦)目安例
2 m(望遠端の最短)約0.10 × 0.067 m名刺より少し広い範囲
10 m約0.50 × 0.33 m猫の体長(40〜50cm)が画面いっぱい
30 m約1.5 × 1.0 m看板の一部・人の上半身クローズ
50 m約2.5 × 1.67 m人物全身がタイトに入る
100 m約5.0 × 3.33 m小型の車1台ぶんが画面いっぱい
200 m約10 × 6.7 m看板・建物の一部をアップで
500 m約25 × 16.7 mグラウンドの一角など
1 km約50 × 33 m大きな建物の一部

TZ99の魅力はズーム一本!

それしか良いとこないのか?と思われそうですが、これってとんでもなく魅力じゃないですか?

どこにいても目に見えるものは基本なんでも撮れるって強すぎる。
しかもレンズ変えなくて良いんですよ?他に何も持ち歩かなくて良いし、シャッターチャンスも逃さない。

実は同じくらいの価格帯で他にもズームに強い機種はあるんですが、
それはRAW撮影ができない機種でした。

私は仕事上でPhotoshopを触ることも多いので、RAWは念のため欲しいタイプ。

カゲノ

かと言って実際撮影したRAWを加工して作品のように写真を扱うか?といったらわからないけど念のためね…

RAWは要らない、分からない、という方はそっちの機種でもいいかも。

一応載せておきます↓

TZ99の私にとって悪いところ

  • 画質が良いというわけではない
  • F値がF3.3–6.4と暗い(室内や夜に不利)
  • ちょっと重い

どの場面で有効な機種なのか?

私がカメラを使いたい場面でどちらの機種が向いているのか?
を考えてみました。

  • 動物園:TZ99
    動物園ではもちろん望遠がほしい!動物をアップで撮りたい!
  • 水族館:TG-7
    水族館ではおそらくTG-7の方が使えます。水槽にレンズをぴったりくっつけて撮影ができそうだし、 スペック的にも広角側F2.0スタートなので、同条件ならTZ99よりはわずかに暗所で有利そうです。(とはいえ、どちらも「暗所最強!」というほどではありません)
  • 野良猫:TZ99
    近所でよく野良猫(というか地域猫)を見かけるので、あいつらを撮りたい。近寄ったら逃げるから望遠一択!
  • 自宅の水槽:TG-7
    現在メダカと貝がいるので顕微鏡モードで撮ってみたい。
  • 旅行スナップ:TG-7
    TZ99は旅用に作られたものなので人によってはTZ99の方が旅行に合ってると思われるでしょう。私としては、旅行こそカメラを雑に扱いたいと思っているので衝撃に強いTG-7が少し上。
  • おしゃれスナップ:TG-7
    数々のレビューを見てきた限り、TG-7は画質はよくはないけれど初心者でも簡単になかなか良い画が撮れるらしい。
  • 自撮り:TZ99
    モニターがチルト式で正面側へ180度回転。自撮りがしやすく、更にちょっと盛れるらしい。

TG-7とTZ99の重さ問題

TG-7は約249g、
TZ99は約322g。

重さにちょっと差があるし、TG-7は結構軽いのかなと数字を見た時点では思っていたのですが
持ってみたらTG-7も結構ずっしり感があります。
もちろんTZ99の方も重さがあります。

カゲノ

デジカメ=超軽い
という感覚だったら2つとも結構重さがあるなぁという感じですが、
その平成の感覚を捨てればそこまで重いものではありません。

コンデジを選ぶ上での第一条件が『スマホに出来ないことが出来る』でしたが、
二番目に気になるのは実は『軽さ』でした。

私は小柄で手も小さく、運動も嫌いなので筋力もありません。
小学六年生にもなると、私の体型と筋力を超える子もいるだろうというくらいの人間です。

カゲノ

ショルダーバッグの中が重いと肩が痛くなって叫びたくなります。

そんな私にとって軽さはとても重要。

少しでも軽いTG-7を選びたいところですが、
TZ99の望遠力で重さがそこまで大きく変わらないのは凄さを感じます。

カゲノ

電源を入れたらあんなにレンズが伸びてくるのに……

会議は続くのである

これだけ会議を行なっても私の性格上、決まりません。

この会議中に「これに決めた!」と何度もなっているのですが、日によってその答えが違います。自分ほんと優柔不断。

急に決めて急に購入すると思うので、その時にはここにまた書きたいと思います。
そしてその選択を後悔した時にも、ここに書きたいと思います。

追記:TZ99を購入しました!レビュー記事を書いてます。↓

ざっくりまとめると、今の私はこう感じている

  • TG-7
    • 小物・アウトドアで「寄って撮りたい人」向け
    • カメラを雑に扱いたい人(カバンに放り込みたい人)向け
  • TZ99
    • 動物園・野良猫・鳥など、とにかく「遠くのもの」を撮りたい人向け
    • 旅行中に「見えたものを全部ズームで押さえたい」タイプの人向け

私自身は今のところ、日常的にカバンに入れられる軽さ+旅行で雑に扱えることを考えるとTG-7寄り
でも「動物を大きく撮りたい気持ち」が出てきた瞬間にTZ99に引っ張られている状況です……。

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この記事を書いた人

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