前回、遂に『リセット』が出来たようで、
ニューゲームを始められることになりました。
前回の記事↓
今回はストーリーがほぼ進んでません笑。
気になることが多すぎるんだよこのゲーム!
しかし、遂に喋るカードたちの正体が判明しました。
プレイ日記はこの記事を含めて全てネタバレありです。
一応目次に大体のプレイ箇所は書いております。お気をつけください。
ニューゲーム開始前の処理
前回、ニューゲームを選択したところからです。
初期化のプログラムが発動
スタート画面からニューゲームを選択すると、こんな画面が。
画像をクリックで拡大されます ▲
主にデータの初期化が行われているようです。
これ重要そうな気がするのでちゃんと整理しておきましょう。
この画面は下から文字が表示されているので、1枚目の画像の下から処理がスタートしています。
- ルーチン初期化:NewGame()
- データ削除を開始
- 予期しないデータが見つかりました!
- サブルーチン初期化:GameFuna.Inscryption.Error27Fix()
- 予期しないデータの削除
- バックアップ復元
- 復元するバックアップがありません!
- サブルーチン初期化:NewSaveFile()
- 新しいデータファイルを作成しました
- デッキデータを消去
- コレクションデータを消去
- /OLD_DATA/キーの確認
- /OLD_DATA/キーの拒否
- シーンのロード:Inscryption. Intro. Scrybes
処理の流れをまとめるとこんな感じです。
NewGameを始めるためにデータの削除が開始されますが、
削除中に『予期しないデータ』が見つかっています。
予期しないデータが見つかったからなのか、その後にエラー(コード27)に関する関数が走っています。(サブルーチン初期化)
それによってか、予期しないデータは削除ができています。
その後、バックアップを復元しようとしますが、復元するバックアップは存在しませんでした。
そのままNewSaveFileを作るための処理が行われます。
新しいデータファイルを作成し、デッキデータとコレクションデータを削除。
そして、
/OLD_DATA/キーの確認
/OLD_DATA/キーの拒否
ということが行われているのですが、これについては後述します。
その後はInscryption.Intro.Scrybesというシーンが読み込まれています。
これは、この直後のゲームシーンをロードしているだけだと思われます。
/OLD_DATA/キーの確認 /OLD_DATA/キーの拒否
『/OLD_DATA/キーの確認』
『/OLD_DATA/キーの拒否』
これだけしか書かれていないので予想になりますが、
『/OLD_DATA/キーの確認』は『OLD_DATA』というデータにアクセスするのに必要となるキーの正当性を確認するためのステップだと思われます。
次に『/OLD_DATA/キーの拒否』と来ているので、そのデータへのアクセスは拒否されたということになります。
これがニューゲームを始めるための処理の中に組み込まれているのがなぜなのかがちょっと気になります。
この処理が存在するということは、今回は(もしくは私は)OLD_DATAにアクセスする条件に当てはまらなかっただけで、アクセス権限を持っている場合はOLD_DATAにアクセスすることができ、
その場合、OLD_DATAにアクセスできる状態でInscryption. Intro. Scrybesシーンのロードに入るか、
もしくは条件分岐が入って別の処理に入ることもあり得るということです。
『予期しないデータ』と『復元データ』も気になりますが、
メタ的に考えるとこの『OLD_DATAにアクセスできなかったこと』をわざわざここに残していることは何らかの意味があるのでは?と思っちゃいますよね。
また、OLD_DATAは定数の可能性が高いのではないかと思います。
定数というのは変更できない値のことで、不変な値です。間違って変更したりしないように、変更させたくない値には定数を使います。
プログラミングで大文字英字を使う時は、大体は定数なんじゃないかなと思います。
例えばPythonでは、大文字とアンダースコアで定数を名前付けするのが一般的です。
まさにこれは大文字とアンダースコアですね。
ニューゲームのはじまり
処理が完了してニューゲームが始まります。
『Inscryption.Intro.Scrybes』のシーンが始まるというわけです。
わけなんですが……
え……?
いやいやいや世界観変わりすぎじゃない!?
ドット絵なんだが!?
しかもドット絵かわいいが!?
世界観が真逆の方向には行ってしまってるけど、『カード』の話はしているのでまぁ何らかの繋がりはあるのでしょう。きっと。
スクライブ達の正体
世界にカードが無かったところから、スクライブが現れたらしい。
スクライブってなんやねん。
いやそれどころじゃねぇ!!!!!!!!!!
おい!!!!!!!!!
右下明らかにアイツじゃねぇか!!!!!!!!
最終進化オコジョじゃん!!!!
100%そうだって言い切れるくらい特徴がそのまんまじゃん!!!!!
いやちょっと待て。
これがオコジョなら残りの3人は……
左上:カメムシ
右上:レシー
左下:オコジョ
右下:阻まれたオオカミ
こういうことでは??
カメムシがちょっと微妙だけど、レシーは頭に葉っぱがあるし間違いなさそう。
はっはーん。
彼らはカードにされる前はスクライブだったんだね!!
スクライブってなんやねん……
そして彼らスクライブはそれぞれ独自のInscryptionを用いてカードを創造したらしく、スクライブの紹介が続きます。
Inscryptionってなんやねん……
グリモラ
グリモラ……?
だれぇ……??
この後出てくる面々から考えると、これは消去法でカメムシのことじゃないかと思われます。
レシー
レシー!!!!!!
やっぱりあれはレシーだった!!!!
カメラを使って獣たちをとらえてカードを創造しているレシーは、明らかに私が知っているレシーと同一人物ですね。
リスを撮影していますね。
確かに撮影してカードを作ったなら、リスはめちゃくちゃ撮ってるはず。
P03
P03……!!!!!!!!!!!!!!!!
こ、これは……
★ 「あのP-」の場面 → 新しい仲間と考察 – Inscryptionプレイ日記#5
カードのカメムシがオコジョのことを「あのP -」と言いかけるシーンがありました。
これは『P03』がオコジョの本当の名前だったからなんですね。
カメムシや他の喋るカードたちはこの時の記憶をちゃんと持っていたんでしょうか?
カメムシはレシーの名前が思い出せなかったり記憶が一部無いということは言ってたと思いますが、
P03のことは覚えていたのか、もしくはハッキリ記憶になかったけど、頭のどこかに名前が残っていたから「あのP – 」と言いかけた可能性もありますね。
マグニフィカス
マグニフィカス……!!!!
やっぱりこれは阻まれたオオカミで間違いないぞ!!!!
あのもふもふ感と目の潰れ感!間違いない!!
★ マグニフィカス=オオカミ説が出てきた回 → マスター?マグニフィカス様? – Inscryptionプレイ日記#9
あと手前の『魔法使いの弟子』と思われる緑の人。
これって、緑の液体くんですかね?
描いてもらってる時も若干溶けてるしこいつっぽい。
こいつはレシーにこの姿にされてしまったのかと思ってたけど、そのままの姿でただビンの中に入れられてるだけなのかもしれない…そりゃ苦しいわ。
マグニフィカスの名前が出たのは緑の液体くんからだけだったし、しかも『様』って付けて呼んでたし弟子の可能性は高いかも。
『阻まれたオオカミ』が特別なんだと思ったけど、
そうじゃなくて緑の液体くんにとって、師匠であるオオカミ(マグニフィカス)だからこそ特別だったんだね。
挑戦者
スクライブ達はカードを創造することによって自分達の力を揺るぎのないものにしてきたようですが、
そこに、スクライブに代わらんとする挑戦者が現れたようです。
これが多分、私のことであります!!!
まとめる
つまり、
- オコジョ = P03 = 粒子スキャナー使いのロボット
- 謎の人物 = レシー = 野外活動用カメラ使い
- カメムシ = グリモラ? = 羽ペン使い
- 阻まれたオオカミ = マグニフィカス = 絵筆使いの魔法使い師匠?
- 緑の液体 = マフニフィカスの弟子の魔法使い
ということになります。
スクライブ(Scribe)という言葉には、『書く人』という意味があり、古代では『複写する人』を指していたとか。
レシーだけではなく、オコジョ・カメムシ・阻まれたオオカミもレシーと同じスクライブであり、
レシーと同じように道具を利用して、実在するものをカードにしていた可能性があります。
そしてその道具のことを『Inscryption』と呼ぶようです。
以上が『Inscryption.Intro.Scrybes』で明らかになったことです。
このシーン名にも『Scrybes』と入ってますね。
最後に
全然違うゲームが始まったように見えて、
めちゃくちゃ関係ありますね。
やっぱりこれは、喋るカードがカードの中に入れられる前の出来事なのでしょうか。
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