前回の続きになります。
前回の記事↓
プレイ日記はこの記事を含めて全てネタバレありです。
一応目次に大体のプレイ箇所は書いております。お気をつけください。
今までの全てのプレイ日記はネタバレが含まれていますが、
その中でも今回の記事は、
おそらく超弩級と思われるネタバレが含まれます。
私ならプレイ後でないと絶対見たくないと思う内容です。
そのため、プレイしていない方には見てほしくない!というレベルです。
自分でプレイして、味わってほしいです。
いますぐDLするか、新たに発売されるパッケージ版を予約しましょう!!!!
まじで楽しいぞ、このゲーム。
第6の場所の衛星
遂に来てしまった。
扉を開けば、宇宙の眼の真似っこした量子の月がそこにあって
そして今私は宇宙の眼のすぐ近くにいるはずです。
宇宙の眼に行けるかもよ……?どうするよ??
心拍数は爆あがり。
ドキドキが止まらない。
意を決して扉を開けてみました。
ほう……
ほうほう……????
不思議なマーブルの地面と、不思議な岩。
歩き回ってみても基本それしかない。
宇宙の眼はこういうところなのか??
不思議空間ではあるけど、そこまでびっくりするようなものはない。
そのまま歩いて行ってみると、
門のような岩をくぐると、空に何かある。
吸い込まれていっているような、何か。
ブラックホールとかそういうものに思えるけれど、
ブラックホールとは全然違う。
何だあれは。
あそこに飛び込めば何かあるとか?
とりあえずあそこまで歩いて行ってみることに……
したんですけど……
そんなことよりも……
そんなことよりも……
え…………
ん?え?
は…………?
は????
いや……え??????
えええええええええええええええ!?!?!?!?!?!?
うああああああああああああああああああああああああああああああああああ
うあ
うあ
うああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうしよう!!!!!!!どうしよう!!!!!!!
ねぇ!!!!!!!みんな見てる!?!?!?!?!?!?
Nomaiが!!!!!!!!!!
いるが!?!?!?!?!?!
うそ!!!!!!!!嬉しい!!!!!!!
嬉しいけどなんか怖い!!!!!!!!!!
やばいよ!!!!!!!!!!!!!!!
ねぇ!!!!!ねえって!!!!!!!!
Nomai、若干揺れていて動いている。い、生きている……
どうしよう……
いやどうしようも何もないんだけど……
会いたい会いたいってずっと願ってたNomaiが今ここで目の前に立ってる。
憧れの芸能人に会った時ってこんな感じなのかもしれない。
どうしたらいいか分からない!
とりあえず近寄ってみると……
『話しかける Solanum』
SOLANUM!?
話しかける!?
え、じゃあさっきのSOLANUMらしき倒れていたNomaiは?
大昔に生きていたNomaiなのになぜ今ここに?
と思ったのは一瞬のこと。
そんなことは今はどうでもいい。
Nomaiに会えた!!!!!しかも私が知っている子!!!!
考察なんてどうでもいい!!!!!!
話しかけてみても、
「…」
とSOLANUMは黙っていて、
「あなたは誰?」
「私たちはどこにいるの?」
という会話選択ができます。
とりあえず、「あなたは誰?」を選んでみる。知ってるけど。
それでもSOLANUMは無言。
しかしいきなり動き出して、
隣の岩に杖をかざして、アイコンのようなものを映し出しました。
そしてまるで「どうぞ?」と言っているかのようなジェスチャーを、こちらに向けてしてくれています。
近寄って見ろってことなのかな?と思って近づいてみると、
このアイコンは石でそれぞれを持てるようになっていました。
オレンジのものは『確認』『説明』。
ブルーのものは『あなた』『私』『量子の月』『宇宙の眼』。
一体どういうことなのか分かりませんが、
適当に『あなた』を手に取ってみました。
するとSOLANUMは逆隣の小さな石を組み合わせて石の置き場所を作ってくれました。
この間、SOLANUMは手を一切使っておらず、杖をかざしているだけで石が勝手に動いています。
「置け」って感じのジェスチャーをしているので、『あなた』の石を置いてみました。
これはもしや、言語が通じないからこの石で会話しようってことか?
置き場所は二箇所あるので、続けて次の石を取ります。
次はオレンジの『確認』を取って、置いてみました。
そうすると、SOLANUMは杖にくっついている端末機械のようなものを操作し……
それを岩にかざします。
Nomai文書が現れた!!!!!!
それからSOLANUMはまた、
「どうぞ」のジェスチャー。
Nomai、めっちゃ友好的!!!!!!!
SOLANUMありがとう!!!!
さっそく読んでみるね!!!!
ちなみに石を入れ替える時、私が石を外して次の石を選んでいる間、SOLANUMは端末を壁にかざして文字を消してくれます。
文句も言わずに毎回それを繰り返してくれて、優しいし可愛い。
過去一のNomai文書たち
Nomai文書:『あなた』『確認』
SOLANUM:私はSolanum、Nomaiよ。私の部族は私が生まれる前にこの星系にやってきた。今ではここを故郷と呼んでる。
すごい!!SOLANUMと会話してるぞ!!
そうそう、SOLANUMはこの星系に来たNomaiの中では新しい世代の若手だから、船が墜落したのは生まれる前のことだよね。
ここに来てから何世代かの時間が経過しているはずだから、もう『故郷』になってるんだね。
うんうん大丈夫!
君のこと私、子供の頃から知ってるから!アンコウごっこしてた頃から知ってるよ!
参照記事:今までのSOLANUMのまとめ(Nomaiの関係性まとめ記事)
このように会話ができるようなので、
次々に石を入れ替えていきます。
Nomai文書:『あなた』『説明』
SOLANUM:私は量子の月への初めての巡礼をしているところ。私たちの部族のNomaiは全員、成年に達すると巡礼に出るの。
SOLANUM:たとえここから眼に到達することはできなくても、量子の月が私たちにとって特別な存在であることに変わりないわ。私たちの知るどの場所よりも眼に近い場所に連れて行ってくれるのだから。
SOLANUM:私は眼に近づくためにここまで旅してきた。眼は私たちの視界には入らないけれど、上空で眼を反射している量子の月を見ることはできる。
ほう……
なるほど。
量子の月への巡礼は、第6の場所が宇宙の眼に一番近いところだから、なんですね。
そして量子の月は『上空で眼を反射している』と。
“上空”って言うから、さっきの謎の空の吸い込みのことか?と思ったけど、
この地形のことじゃないかな?とも思いました。
惑星を反射しているから、量子の月はその惑星に似たような景色になって
例えここから宇宙の眼に行けなくても、反射した宇宙の眼を見ることができるということかな。
Nomai文書:『あなた』『宇宙の眼』
SOLANUM:部族の多くの者は眼が特別の目的のために私たちに呼びかけてきたと信じていた。
SOLANUM:子どもの頃、私は眼は悪意ある存在だと思ってた。私たちの部族をこの星系におびきよせておいて、その後完全に姿を消したと。
SOLANUM:でも、私はもう眼を恐れてはいない。それどころか、いつか眼そのものを見ることが私の一番大切な望みになった。ただ、それは叶わないかもしれないと思ってる。
SOLANUM:ばかなことを言ってると思われるかもしれないけれど、私は自分が必ずしも生きているわけではないという仮説を立てているの。たぶん私の旅は終わったんだと思う。
そっか……
やっぱり最初に見た、南極の倒れたNomaiはSOLANUMだったのかもしれませんね。
なぜ遺体があそこにあって、そしてここにSOLANUMが立っているのか分からないけれど
ここは量子の月だってことだけでも何があってもおかしくないのに、宇宙の眼を反射している場所なので更に何があってもおかしくない。
時間が止まっているというか、そもそも時間や空間の概念もないのかもしれないし。
だとしたらここは私が居続けても、超新星爆発の影響を受けない可能性すらあるな。
「眼そのものを見ることが私の一番大切な望みになった」のに
「たぶん私の旅は終わったんだと思う」と言うSOLANUMが悲しい。
私がどうにかしてあげたい。
私、宇宙の眼の座標手に入れたんだよ?
参照過去記事:宇宙の眼の座標を発見したときの様子(#37)
私は石を使ってしか会話ができなくて、
SOLANUMはちゃんと文章として伝えてくれる。
これがもどかしすぎる。
あなた達が計画した灰の双子星プロジェクトはたぶん成功してるって伝えてあげたい……
ねぇ主人公。
何回でもループできるんだし、逆翻訳機を今から作らないか?
Nomai文書:『あなた』『量子の月』
SOLANUM:部族の多くの人たちがこれまでそうしてきたように、私も量子の月の眼の反射を見るためにここまで来たの。眼そのものを見るために、ここよりも近い場所に行った人はだれもいない。
SOLANUM:ばかなことを言ってると思われるかもしれないけど、私は自分が必ずしも生きているわけではないという仮説を立てているの。たぶん私の旅は終わったんだと思う。
Nomai文書:『あなた』『私』
SOLANUM:あなたと私の間にはあまりつながりがない。
SOLANUM:それでも、この出会いは特別だって感じてる。私があなたのことを友だちだと思っても、気を悪くしないでほしい。
やばい、めっっっちゃ嬉しい……
友だちって言ってくれた!SOLANUMが!
気を悪くしないでなんて言わないで!!
ねぇ!どうやったら伝えられるの!!
どうやったら「これからズッ友ね」!って伝えられるんだよ!!!!!
とりあえず動き回って嬉しさを伝えてみた。少しでも伝わってくれたら嬉しい……
Nomai文書:『量子の月』『確認』
SOLANUM:私たちが立っている場所、ここは量子の月。
SOLANUM:他の天体の軌道をまわっているにもかかわらず、量子の月は宇宙の眼の月でもある。
Nomai文書:『量子の月』『説明』
SOLANUM:あなたは他の惑星で量子のかけらに出くわしたことはある?かけらは現在の量子の月の表面と同じように見える。眼にある間は。
SOLANUM:このことから、私たちは量子の月の自然状態は、今見えているとおりだと推測できる。そしてもともとは眼にあったということも。
SOLANUM:量子の月が眼の月だとしたら、月が示している特徴はすべて、眼そのものの特徴でもある可能性が高い。たとえば、量子の月とそのかけらは量子であるから、眼も量子である可能性が高い。
SOLANUM:つまり、この月が量子なのはおそらく眼に近接しているからで、同様に他の惑星に落ちた量子のかけらの周辺のエリアも最終的には量子になる。
うううーーん???
整理しよう。
“量子のかけらは眼にある間は量子の月の表面と同じように見える”というのは、
今Nomai文書が書かれているこの岩も”量子のかけら”で、マーブル模様が”量子の月の表面と同じ”なのだと思われます。
Nomaiはこのことから、量子の月は元々は眼の衛星で、今のこの量子の月が元の自然な状態だと推測しています。
その推測が正しければ、量子の月の特徴と眼の特徴は同じである可能性が高く、
眼も量子なのではないかとNomaiは思っているようです。
これは、灰の双子星プロジェクトを考えた段階で、Nomaiは既に眼は量子だと考えていたのだと思います。
なぜなら探査機は私が目覚める度に飛んでいく方向が違うから。
これは眼が量子の動きをしているからだと思います。
だからこそ灰の双子星プロジェクトで同じ時間に何度も探査機を飛ばす必要があったのでは。
そして最後の
「この月が量子なのはおそらく眼に近接しているからで、同様に他の惑星に落ちた量子のかけらの周辺のエリアも最終的には量子になる」
というのを見えると、全体に納得感がすごいある。
確かに脆い空洞では、量子のかけらがあった場所の周辺も量子の動きをしていました。
これは量子のかけらが周囲に影響を及ぼしたもので、
だとしたら確かに、眼が量子で、だから衛星である量子の月も量子になった…という推測に納得。
SOLANUMが生きてもいて死んでもいる状態も、SOLANUMの存在自体が量子の状態になっているということか?
Nomai文書:『量子の月』『宇宙の眼』
SOLANUM:あなたも気づいていると思うけど、量子の月はその時点の周回軌道によって見た目が変わるの(たとえば、巨人の大海を周回しているときと砂時計の双子星を周回しているときではまったく違って見える)。
SOLANUM:量子の月が明確に形を変えるということは、眼(この月がもともと存在していた場所)も同様に変形するにちがいないわ。
SOLANUM:このことから、眼が極端な可変性を示すと仮定できる。
SOLANUM:そうは言っても、可変性があるにもかかわらず量子の月は、意識的に観察されているときは、ある特定の姿に固定される。
SOLANUM:でも、意識的観察者が眼に入ることになったらどうなる?
いやわかんない!!
君に分からないことは私には絶対分からない!!
眼も量子の月と同じような変形をするのだとしたら、
何かに影響されてそれを反射するように変形するのかな。
「意識的観察者が眼に入ることになったらどうなる?」
で思いつくのは、
その観察者自身に影響されて変形するとか……
私の意識が反映されるとか……
そういうのしか思いつかないなぁ。
Nomai文書:『量子の月』『私』
SOLANUM:量子の月に来たのは初めて?私は初めてよ。
SOLANUM:あなたが答えを求めてここに来たのなら、見つけられるといいわね。
優しい……ズッ友……
Nomai文書:『宇宙の眼』『確認』
SOLANUM:今、私たちは宇宙の眼の軌道をまわっている。見ることはできないけれど(見えるのは量子の月の反射だけ)。眼は宇宙そのものよりも古い存在で、私の部族は眼がこの星系の遥か彼方の軌道にあると考えていた。
Nomai文書:『宇宙の眼』『説明』
SOLANUM:宇宙には至る所に根本的な不安定さがある。普通はこの不安定さはごく小さな規模でしか観察できない。ところが、眼に近づくと、その不安定さはずば抜けて大きくなる。
SOLANUM:たぶん、量子の月は眼に近接しているために、肉眼で確認できる量子的振る舞いを示すんだと思う。量子の月から離れたかけらにも同様の効果がある。たぶん、あなたもこの星系の他の場所で見たことがあるでしょうけど。
SOLANUM:意識的観測によって量子物質は単一の可能性に陥ることを強いられる。でも、意識的観測者がどうにかして眼そのものに入ったら、どうなる?
SOLANUM:時間が経つにつれて、このことが部族の最大の疑問となっていった。
Nomai達は『意識的観測者が眼に入ったらどうなるか』が気になって仕方なかった様子。
毎回「眼に入る」という言い方をしていますね。
「眼に着陸する」ではなく「入る」なんだなぁ。
Nomai文書:『宇宙の眼』『私』
SOLANUM:宇宙の眼に行けたと仮定してみて:あなたは中に入ろうとする?
SOLANUM:意識ある観察者にはどんな影響があると思う?
SOLANUMはおそらく私に意見を聞いて考えたいんだろうけど、ごめんな、私はあなたがたより随分バカなんだ……てへへ……
でも量子の月と眼の特徴は同じで、
そして私がちょっと考えちゃった通りにSOLANUMも量子化している(生きているし死んでいる)のだとしたら
私が眼に入ったら、同じようになるんじゃないのかな。
全然ワカラン。
Nomai文書:『私』『確認』
SOLANUM:あなたの種族には今まで一人も会ったことがない。あなたと話せて光栄だわ!特にその4つの目が素敵。
SOLANUM:あなたの言葉を理解できたら、質問したいことがたくさんあるのに。あなたが私の言葉を理解してくれて感謝してる。
え?そう?素敵?ぐふ。
あなたもめちゃくちゃ素敵。
大好き!Nomai大好きよ!!
SOLANUMはやっぱり時間の感覚を持っていないように思える。
SOLANUMからしたら、今は巡礼の旅に来てからあまり時間が経っていないんじゃないかな。会話にそんな匂いを感じます。
やっぱりSOLANUM側から質問したいこといっぱいあるよね……
私も話したいことがたっくさんある!
Nomai文書:『私』『説明』
SOLANUM:あなたがここに来た目的はたぶん私と同じでしょうね。宇宙の眼について学び、眼を発見すること。
SOLANUM:あなたがどうやってここにたどり着いたのかはわからないけれど。私たちの部族がそうだったように、たぶん他の星系から来たんでしょうね?
うわぁ……
SOLANUMの中では時間が経過していないように思っていることは気づいていたけれど、
私の生きる時間とSOLANUMが生きる時間を同じだと思っていてそれを疑っていないとは思わなかった。
これはちょっと辛い。
他の星系から来たと思っているということは、きっとそういうことですよね。
まぁ逆に言えば私が過去にいるということでもあると思いますが。
そもそも私が思っている、ここに時間の概念はない(過去も現在もすべて重なっている状態)、っていうのも合っているのかどうか分からないけど。
22分後、第6の場所の衛星はどうなるか
通常なら超新星爆発が起きるので、22分後には爆発に飲まれて、そしてループします。
しかし、SOLANUMの言葉を見ても、ここはどう考えても空間と時間の概念がおかしいし、太陽からどれくらい離れているのかもわからない。
超新星爆発の影響を受けるとは思えなかったため、
それを確かめるために後日再びここを訪れることにしました。
22分間ヒマなので、スナップショットを使ってSOLANUMと記念撮影をしたりしました。
爆発が近くなると、いつもの音楽が流れるまでは変わらず。
でも爆発が迫ってくるような音は聞こえない。
そして22分後、
迷路のような模様が現れ、視界が外側から真っ黒になっていき
そしていつもと同じようにループしました。
やっぱりここでは爆発の影響を受けない!!!!!!
でもループはする。
こんなのは初めて見ました。
私自身は爆発の影響は受けていないけど、爆発のエネルギーで灰の双子星プロジェクトは起動しているので、だからループはするってことか。
ただ、私の記憶が過去に送られる=私が死亡する、ということではないと思うんだけど、これは一体どういう状態なんでしょうね。
でも私が今まで見てきたものは、『超新星爆発に巻き込まれて死亡→ループ』の映像だったので、
プレイヤーが見ているものは主人公の視界というよりも、送られている記憶の方なんですよね。
だからこれも、主人公の命はこの場所では続いても、私の視点は過去に戻されて当然といえば当然。
最後に
今回は本当にびっくりしたし、感激した……
大切な友達ができました。
こういう気持ちにさせてくれるゲームは大好きです。
他のNomaiとも話してみたかったなぁ……
これで終わりでも良いくらいなのですが、
まだ続きます。
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