さて。
今回は太陽ステーションに行ってきました。
実際は既に闇のイバラに入ってはいるのですが、何も得られないまま何度も死亡して嫌になってきたので気晴らしに行った太陽ステーションが一度のループで全て回れたので
先に更新するに至っております。
前回の記事↓
気晴らしに行ったはずの太陽ステーション。
そこまで重要な場所だとは思っておらず……
しかし結果的にはここが1つの山場となりました。
プレイ日記はこの記事を含めて全てネタバレありです。
一応目次に大体のプレイ箇所は書いております。お気をつけください。

太陽ステーションへ
太陽ステーションへの行き方についてはこちらの記事をどうぞ↓
ということで、試行錯誤で何度もループを繰り返したのちに(その間に闇のイバラでも何度もループし)ここに辿り着くことができました。

ここが太陽ステーションらしい!!!今のところ全然太陽感がないけど!!!
とりあえず他にどこにも行きようにないので、右側の重力通路を通って上に登ってみます。
行き止まりまで歩いていくと

コンピュータとNomai文字がある。
あの文字が書いてあるところは扉っぽい。
Nomai文書:コンピュータ出力
281,042年前:10分間ユーザーコマンドの受信なし。全システム、スリープ状態に入る。
6分50秒前:太陽活動の活性化を検知。太陽ステーション外殻の安全性、クリティカルレベルに迫る。非常口を閉鎖する。
おいおいおいおいおいおい!!!!!!
遂に年数が出てきたぞ!?!?
28万1042年前と6分50秒前って差が凄すぎない!?
281,042年前について
28万……??
ちょっとプレイ日記#1でのHalに聞いたNomaiのことを見てくださいよ!
いやわざわざ見に行かなくてもいいです。詳しく見たい方はリンク先に飛んでもらえれば。
こっちに画像を引っ張ってきます。
ザンッ!!!!!

はっきり書いていますね。
『数千年前にこの星系に居住していた古代種族、Nomai』と。
Nomaiの骨も至る所に残っているので、そういうところからこの”数千年前”という数字を導き出したのでしょう。
28万1042年前とは??????
Nomaiは約28万年前から数千年前の間、ずっとこの星系にいたってこと?
でもコマンドが受信されずスリープに入ってからずっとこのコンピュータは放っておかれていたんだよね?数千年前までいたのにその間ずっと?それってよくわかんなくない??
ちょっと訳がわからないな。
中に入ったら少しは謎が解けるんだろうか。
28万年前とか言われてもよく分からないのでとりあえずこの現実の地球は28万年前に一体どうなっていたか調べてみました。
そしたらちょっとはこの年数にピンとくるかな、と思いまして。
調べによると、28万年前辺りはホモ・サピエンスが出現して広まっていった辺りのようです。
ネアンデルタール人もまだ繁栄していたみたいですね。
所謂『旧石器時代』と呼ばれる時代です。
6分50秒前について

最低でも28万1042年前から6分50秒前までずっと機能してたこのコンピュータ凄すぎるやろ。
6分50秒前に『太陽活動の活性化を検知』と書いてあるので、これはおそらく超新星爆発を予測しているということではないでしょうか。
6分50秒前はきっと、以前に巨人の大海で見た軌道探査砲の打ち上げログ(その時の記事はこちら)や起動探査砲コントロールモジュールのログ(その時の記事はこちら)と同じように、
私がここに来たタイミングによって時間が変わるんじゃないかな。
私が今回のループを始めてから、大体7分くらいの時間が経過しているので。
ということは……
色々と繋がった気がするぞ……!!
まず太陽ステーションの方で『太陽活動の活性化を検知』して超新星爆発の危険が知らされ、
そして灰の双子星プロジェクトから探査機の発射要求がなされ、宇宙の眼を探すための探査機が発射された。
この流れでは!?!?
私はループの始めに探査機の発射場面を毎回見ることができます。
目を開くといつも探査機発射の光景を見ることになる。
そして私のループは灰の双子星プロジェクトのNomai像と同期したことから始まっているんだけど、だけど私が像と同期した時間帯はループの時間とはおそらく関係がない。(これはプレイヤーの操作によるし。)
つまり私は、Nomaiのコンピュータが『太陽活動の活性化を検知』したから、灰の双子星プロジェクトがアクションを起こし、太陽の危機が判明した時間である22分前に戻されていることになる。そして探査機が飛ばされる。
そして高エネルギー研究所で見つけた問題のNomai文書。
問題の文書の詳細はこちらの記事:【OuterWilds記録】燃え盛る双子星:高エネルギー研究所でループの仕組み考察 #17
要約しますと、南部観測所から高エネルギー研究所に「22分のインターバルの作成が可能か」という質問が来ていました。インターバルというのはワープの時の出発時間と到着時間のネガティブインターバルのこと。
この質問に対して高エネルギー研究所側は「エネルギーをさらに追加することで可能」と話しています。
南部観測所側は『22分』とはっきり時間を指定しているんですよね。「20分ほどのインターバル」ではなく「22分」。
今回の太陽ステーションでのNomai文書の発見で、この22分は太陽活動の活性化を検知してから超新星爆発が起きるまでの間の時間ということが分かりました。
でもおかしいですよねこれ。
281,042年前か数千年前か知らんけども、とにかくNomaiは大昔に生きていた古代種族で今はもう絶滅してるんじゃないんですか?
なんでこの間隔が22分だと知ってるの?
きっとこの時代の今、太陽活動の活性化して危険なレベルに達すると予測していたわけじゃないと思うんですよ。
何年の何月何日のこの時間にこれが起こると予測ができていたなら、そもそも22分にする必要がない。
太陽活動の活性化はいつ起こるか分からないけど、そこから超新星爆発が起きるまでの時間はNomaiの中では22分で確定していた。
例えば未来人とかではないけれども、それに近いくらいの知識があるってことなんだろうか。
色々わかったけど全然わからないよ!!!!!
なんで宇宙の眼を探すための探査機発射がこの22分前のタイミングなんだ!?
もっと前から探さなきゃこの星系終わるぞ!?

記事内ネタバレをしますがこの後に色々と判明することになります。
非常口の向こう側
扉はステーションの非常口でしたが、ここのNomai文書には
警告:非常口を開きます。
と書いていました。
ロックを外すと非常口から出る?入る?ことができます。
安全性がクリティカルレベルに達してこの扉は閉鎖されたはずだけど、進んじゃって大丈夫なんだろうか……

外じゃん!!!!
と思ったけど外は無重力なので向こう側の入り口まで簡単に飛んで行けます。
近くまで行くと入り口が見える!

ここに頑張って入っていくと、酸素も重力もある室内にたどり着けました。
太陽ステーション:メイン

ここがメインの部屋なのかな?
大きい棚があったりなんらかの作業をしていたような形跡があります。
ウォールにNomai文書があるようなので読んでみます。
Nomai文書:太陽ステーションのミッション
PYE:ミッション:太陽を爆発するよう、科学が求めている!
IDAEA:それ変えられないか?そんな恐ろしいミッションステートメントじゃ気持ちよく仕事ができない。
PYE:でもその通りでしょ。科学の進歩のために超新星を起こすのよ。そういうミッションなんだから。
IDAEA:我々のミッションは、信ぴょう性のない功績が果たして可能なのか判断することだ。
IDAEA:こっちのほうがいい。ミッション:太陽を爆発することが可能か判断する。
PYE:つまらない男ね。
IDAEA:少なくとも倫理的だと思うがね!
PYE:太陽より先に超新星を起こさないでちょうだい、Idaea。
は……?
おい、Nomai。
お前らのせいじゃねーか。
太陽なき街での議論をふわっと覚えていたから嫌な予感はあったんだよな。
今改めてその時のNomai文書を読み返して、もう答えは出てたじゃないか…と思いましたよ。ええ。
要約しきれず、全ての会話が大事なので、出来ればその会話だけでも全て今一度読み返してほしい。↓
★ 太陽なき街での太陽ステーション議論:【OuterWilds記録】燃え盛る双子星:太陽なき街にて眼の祭壇&太陽ステーション議論 #12
超新星爆発と太陽ステーションについて【現時点考察と解説】
灰の双子星プロジェクトを完成させるためにはエネルギーが必要でした。
22分のネガティブインターバルを作るためです。
そのエネルギーを作るために太陽ステーションが必要でしたが、そこで行われることにはリスクがあり、そのリスクというのがつまり超新星爆発です。
ここまではほぼ確定。
COLEUSは会議で「もし失敗したら(失敗する可能性は軽視できない)、自分達を含めて、ここに生息するすべての生命体と、この星系すべてが間違いなく破壊されるね。生物種は守りたい。」と言っていますし、他のNomaiもこの意見に反対はありません。
PYEもこの時点では「太陽ステーションが完成した時に危険をもたらすものではないと確信が持てなかったら、私だってステーションの活用は支持できない」と言っています。
ということは、超新星爆発=失敗なわけで、Nomai達は超新星爆発を起こそうとしているわけではなかったということだと思われます。
ですがステーション内でのIDAEAとPYEの会話から見ると、
科学の進展を優先しており冗談が好きなPYEは『科学の進歩のために超新星を起こす』ことがミッションだと言っており
倫理的な懸念を重視しブラックジョークを好まないIDAEAは『太陽を爆発することが可能か判断する』ことがミッションだと言っています。
慎重派のIDAEAの方の意見を取っても、太陽を爆発させる方向性には変わりがありません。
一体なぜこんなことに。
以前からCOLEUSはこの星系の生命体のことをちゃんと考えてくれていたことが分かっているけれど(参照:採掘場2bのNomais文書)COLEUSはNomaiがこの星系に来た頃からいた人なので、
太陽ステーション議論後、太陽ステーションを実際に建設してミッションが始まった頃にまだ生きていたのかどうかは分からない。
議論に参加していた人の中でおそらく一番年上だったんじゃないかと思われるので、COLEUSが太陽ステーション慎重派だったことは大きかったんじゃないかな。
COLEUSが亡くなった後、Nomaiの方向性が大きく変化したことも考えられるなぁ……
太陽ステーション:上下階
2階があったので行ってみました。

ここにもNomai像がありますが、
それ以外は特に何もない様子。
下の階にも行ってみます。

こちらにもNomai像がありましたが、
コンピュータとウォールも見えますね。

太陽ステーションは惑星に比べたら探索範囲はかなり狭いですが、
情報は盛りだくさんみたいだ……
Nomai文書:コンピュータ出力
恒星はライフサイクルの終焉に達し、赤色巨星の段階に近づきつつある。警告:太陽ステーションから退避せよ。
恒星の膨張により太陽ステーションが破壊されるまでの推定時間:1分41秒
恒星の死までの推定時間:13分11秒
最初のログが一体いつ出力されたのか分かりませんが、赤色巨星とは超新星の前段階であり、赤色巨星から超新星になるまでには一般的には数百万年から数千万年の時間がかかります。
『赤色巨星の段階に近づきつつある』と書いているので、まだ赤色巨星だとは言えない段階ってことですよね。
その段階で太陽ステーションからすぐに退避しなければならないのでしょうか。
赤色巨星になったらいつ超新星になるか分からないからかな。
2つめのログは、最近出力されたもののように思えますが、
Nomaiがいた頃からこのカウントダウンが進んでいた可能性もあります。

……っていうか爆発の前に太陽の膨張で太陽ステーション破壊されちゃうんかよ。
1分41秒ってもうやばいじゃん。
Nomaiの壁画
Nomai像の隣に壁画を発見しました。

この壁画の意味はわからないけど、鳥肌は立った。
天秤の左側はおそらく太陽(または太陽ステーション)のシンボル、
右側は宇宙の眼のシンボルです。
この2つが天秤に乗せられ、その天秤はどちらにも傾いていません。
ストレートに考えると、太陽と宇宙の眼の質量は同じ…という意味でしょうか。
イメージであるとも考えられます。
例えばNomaiにとって『この2つの価値は同じ』とか、『この2つを同等に扱いたい』と考えている、とか。
しかしNomaiにとってこの2つに同じ価値があるとは考えられません。
1つは信仰の対象で、1つは爆発させようとしてるもの、とても同等だとは思えない。
質量が同じなのかどうかはわからないですが、イメージだとか宗教的なものとかそういうのではなくて、科学的な意味なんじゃないかと思います。
一体どういうことなのか。
Nomai文書:灰の双子星プロジェクションストーン

プロジェクションストーンを抱えたまま倒れているNomaiの骨。
これは大事なものだったのかな?
近くのウォールで見てみます。
YARROW:何があった?太陽ステーションが発射しなかったのか?
PYE:発射したわ、Yarrow。でも失敗だったの。太陽はわずかに反応した。ごくかすかな表面レベルの変化があったけど、第3の目で見てもほとんどわからないくらいだった。
PYE:太陽ステーションは役立たずよ。この先どう頑張っても、太陽を爆発させることはできない。
PYE:次は何が起きるのかわからないわ。もう一度やり直さなくちゃいけないんだろうけど、どうやってやり直せばいいのかわからない。
YARROW:とにかく灰の双子星に戻ろう。少し仕事を変えるのもいいかもしれない。Spireがこの星系に近づいてくる彗星を見つけたんだ。俺たちが興味を持ちそうなやつを。
YARROW:Pye…辛いだろうね。君がどれほど力を尽くしてきたか、皆知ってる。何か力になれればいいんだが、大丈夫かい?Idaeaはどう?
IDAEA:俺たちは大丈夫だ。Yarrow(この状況で想定できる程度には)。がっかりはしてるけどね。僕は太陽の爆破には賛成してなかったけど、失敗は望んでなかった。ただこの恐ろしい仕事が終わることを願ってたんだ。
Nomaiは太陽ステーションで何かを発射して太陽を爆発させようとしていたのに、この時点では失敗したとされていますね。
結果的にこの時代に爆発することになるんですが、Nomaiがやっていたことが関係するのかしないのか。
何にしても灰の双子星プロジェクトが一体どうなったのかがこれで分かりました。多分。
灰の双子星プロジェクト【現時点の考察と解説】
ワープコアも完成し、ワープの塔も完成。
Nomai像も軌道探査砲も完成。太陽ステーションも建設し稼働。
この辺りはほぼ同時期に進められていたのだと思います。
全ては上手く運んでいましたが、一箇所だけ壁にぶつかります。
それが太陽ステーション。
灰の双子星プロジェクトには動力源が必要で、それを太陽の爆発エネルギーから取ろうとしていましたが
そのミッションが失敗。
動力源が無いのでそれ以上は何もできず、灰の双子星プロジェクトはそのまま止まってしまったんですね。
『動力源に問題があり軌道探査砲は無期限停止状態になっている』というのはなんとプレイ日記#3の時点で既に出てきていました。
参照:コントロールモジュールプロジェクションストーンのNomai文書
AVENSがこの時に「Privetは兄に会いに行った。彼女はIdaeaが責任を感じているかもしれないと心配をしている。」と言っているので、この動力源の問題というのは太陽ステーションでのことで間違いないでしょう。

あの時はわからなかったけど、IDAEAとPYEはそりゃ相当責任を感じるよね。他は全部出来上がっているのに、自分たちだけ失敗してしまったなんて。
灰の双子星プロジェクトとは何か
灰の双子星プロジェクトが一体どういうものなのかも、ここでだいぶ分かってきました。
灰の双子星プロジェクトのスタートは、ループ開始時の軌道探査砲の発射ではなく、超新星爆発だったんですね。
爆発が起こることで灰の双子星プロジェクトは動力源を確保することができ、22分前に(おそらく記憶を)ワープさせることができるようになります。

こういった順番のはず。
爆発がないとそもそもプロジェクトは開始されないので、だから灰の双子星プロジェクトの防護殻は”超新星爆発にも耐えられるもの”という基準の元で作られていたわけですね。
Nomaiの時代には爆発は起きなかったようですが、この時代になぜか起きてしまった。
だから我々が何も知らない間に動力源が確保できたことで、自動的に灰の双子星プロジェクトが開始されました。
探査機が宇宙の眼を追えているのかは分かりませんが、ちゃんと追跡ができているとしましょう。
でも超新星爆発は22分後にやってきます。
Nomaiは宇宙の眼を見つけることができたあと、一体どうする気でいたんでしょうか。
宇宙の眼を見つけただけでNomaiが満足するとはとても思えません。
その見つけたものから色々調べたいはず。
それならば、超新星爆発から逃れる術が用意されていてもおかしくない。
そして、Nomaiの時代は灰の双子星プロジェクトは停止したままだったんでしょうか?
ちょっと気になるのは、彗星で見つけたNomai文書です。
PYEは太陽ステーションで失敗後に彗星に行っています。その彗星でエネルギー反応の源を調べています。
そのエネルギーの源は”想像以上に危険なもの“と言っていますがエネルギー反応が強くなっていく地殻下を進んで行っていることが分かります。
参照:【OuterWilds記録】彗星・侵入者&燃え盛る双子星:重力砲とシャトル #13
危険を顧みずに進んだのは、このエネルギーを灰の双子星プロジェクトに使える可能性があると思ったからじゃないでしょうか。
しかしですね、私はそれでも今のところ、灰の双子星プロジェクトは太陽ステーションでの失敗で停止したままだったんじゃないかと思っています。
なぜならあの彗星に停まっていたシャトルの中に骨があったからです。
あまり考えたくないですが、前後のNomai文書から考えるとこの骨はCLARYと考えるのが自然。
彗星のエネルギー源は灰の双子星プロジェクトに活かされることはなく、このエネルギー源が原因でNomaiはいなくなってしまったんじゃないかと考えています。
時系列で言えば、彗星の文書が最後なんじゃないか、と。
何があったかはわからないけれど。

太陽ステーションで灰の双子星プロジェクションストーンを抱えていたNomaiはIDAEAなんじゃないか……?
PYEはあのあと彗星に行ったはず。太陽ステーションに残る理由はもうないはずですが、IDAEAは責任者としてまだ残っていた可能性も高いし、
仕事が失敗してしまった会話をしているストーンを抱えていたと考えると、へこんでいたIDAEAだよね……
最後に
爆発が起きる前に太陽ステーションが太陽に飲まれてしまい、このループは終了しました。
太陽ステーション、そんなに期待していなかったけど、とんでもない収穫量でした。
おそらくこのゲームは、プレイヤーが行く順番によって重要になる場所がそれぞれ違うはず。
私にとってはこの太陽ステーションはとても重要になりました。
高エネルギー研究所と同等の興奮が得られて満足です。
やっと次から闇のイバラ。
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