バチェロレッテジャパン4、全話観ましたので、感想を書きました。
バチェロレッテシリーズの中では一番面白いシーズンだったんじゃないかなと思います。
『バチェロレッテ』とは、1人の女性『バチェロレッテ』が複数の男性候補の中から運命のパートナーを選んでいくAmazon Prime Videoの恋愛リアリティ番組。
男性が主役の『バチェラー・ジャパン』の女性版で、シリーズ4作目の今回のバチェロレッテを務めたのは平松里菜さんでした。
ここからはネタバレ全開なのでまだ全話観ていない方はご注意ください!
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里菜さんの選考スタンスについて
まず全体を通じて感じたのは、里菜さんは男性陣に本気で向き合って選んでいたんだな、ということ。
番組的に「もう少し残してほしかっただろうな」と思えるくらいキャラクターが立っている男性陣も、自分に刺さらなければ序盤ですぐに落としていました。
番組を盛り上げるために誰かを残す、ということはあまり考えていなかったように思います。
カゲノ至との朝デートまでは、単純に魅力的な男性を残していたのだと思う。
その一方で、男性陣のことはかなり考えていたように感じました。
親に会わせる前には既にほぼほぼ最後に残る人が決まっていたと思われるのですが、
そこで関係性に進展がなかった安齊さんを残し続けたのは、安齊さんには最後まで残るメリットがある人だからというのもあるのではないかなと。
至さんとの朝デートの時点で、残っている男性のうち表に出る仕事をしているのは櫻井さんと安齊さんの2名でした。そして最後の3人に残ったのは櫻井・安齊と本命の至。
この時点でほぼ至さんで確定していたとすれば、他の男性陣の今後のことも頭にあったのではないかと思えてきます。
最後に残った櫻井・安齊の2人にとっては残れば残るほど間違いなく今後の仕事にプラスになる。逆に最後の1人に選ばれない方がプラスになるまである。
安齊さんはプロモーションのためにこの番組に出て、残ることを頑張ったのではと思われることもあるかもしれないけど、私は逆に里菜さんの方がそこを気遣っていたのではないか、と思いました。
だからこそ、安齊さんのご両親に会うことに大きな躊躇いがあったのではないかな。
既に気持ちが決まっているのに、安齊さんの両親に会うのは申し訳なく思うだろうし、両親には顔出しするメリットがない。むしろ大きなデメリットになる可能性もある。
もちろんそうでなかったとしても、安齊さんをラスト2人に残したことは結果的に安齊さんにとって大きなプラスになっています。番組の主役として、グッジョブとしか言いようがない。
至の魅力を整理してみた
至さんの魅力を語り出したら止まりません。
全体的な印象としては「余裕のある大人の男性」なのですが、それだけではないんですよね。細かいエピソードを追っていくと、その理由がよくわかります。
さりげない行動に人柄が出る
エピソード3、みんなで料理を作って食べた夜のシーン。
長いテーブルで里菜さんは一番手前に座っていたので、普通に会話できるのは近くに座っている手前のメンバーだけでした。奥のメンバーはほぼ会話に参加できていない状況の中で、至さんは手前の男性メンバーに話しかけられながら会話に参加しているシーンが映っていました。
同性にも好かれていて、コミュ強なんだろうなと感じた瞬間でした。
エピソード4のココナッツ対決では、勝利が決まった瞬間に同じチームの男性だけでなく、当たり前のように時間差なく里菜さんともハイタッチしていました。
バチェロレッテでは男性同士で先に仲良くなってしまって、全員が集まった場になった時にバチェロレッテが疎外感を感じやすい状況になってしまうこともあると思うのですが、この行動は「里菜さんも仲間」と自然に思っているから出るものだと思います。



私が里菜さんの立場だったら、こういう細かいところがすごくありがたい。
ブルーローズの話し合いでも、暴走するセバウンが「そんなデートにこのローズは使わせられない」と言い出した時に、至さんはちゃんと「それはレオの感覚やろ?」とツッコミを入れていました。
他の男性陣がだんまりになっている中でちゃんと言ってくれたのは、視聴者としても見やすくなるのでありがたいし、言い方が強すぎず喧嘩腰にならないのも良い。
さらに、叡さんの考えたブルーローズデートがスムージー作りだとわかった時。
セバウンと櫻井さんが「スムージーだけはないぜww」と言っていた中で、至さんは「そう?叡らしくていいと思うけど」とサラッと言ってのけます。



下に見てバカにするような言い方で嫌だな…と思っていたので、この場面で至の好感度がかなり上がった。
この時点で既にサプライズローズを貰っていた至さんがそれを言うことで、他の男性陣も言い返せないんですよね。見ていてスカッとしました。
他の男性のことを絶対に悪く言わない至さんは、本当に信用できると感じます。
「里菜ちゃん。手ぇ繋ぎたい」
エピソード4のナイトマーケットデート。
「里菜ちゃん。手ぇ繋ぎたい」
この、この言い方よ!!!!
普通は「手繋ごう」とか「手繋いでいい?」とかじゃないですか。でも「里菜ちゃん。手ぇ繋ぎたい」になった途端に、心臓ど真ん中にブッ刺さりませんか?
ちょっと甘えているようで可愛くもあるし、「手を繋いだら進展するかな?」という計算の匂いがない。至さん自身がそうしたいから、それをそのまま言った、という感じがするんですよね。実際にどう思って言ったかはわからないけど、伝わり方の問題として。
わかる……わかるよ里菜さん……という気持ちにしかなれなかったです。



あのゆったりとした色気のある優しい喋り方、里菜さん以外の男性陣に対してもそうなので、あれが素なんだよね……
ショックを受けても、自分のペースに戻れる
至さんは常に余裕のある雰囲気を纏っているのですが、感情は結構顔に出ます。
休憩タイムのことを里菜さんから注意された時、ショックを受けたような表情になっていました。スタジオトークで本人が「あの時に里菜さんを見る目が変わってスイッチが入った」と言っていたのは本当なんだろうなと思います。
至さんのすごいところは、あのショック顔のあとにすぐ自分のペースを取り戻して、再び余裕のある受け答えができるところ。
普通ならプライドが出てしまったり、焦ってしまったりするところを、一旦全部自分の中に収めて落ち着くのを待てる。自分のペースから外れてしまいそうな時に、リアクションをせずに停止できる。そこが本当にすごいと思いました。
余裕の中に見える弱さ
ずっと余裕のある大人男性が見せる、余裕のないところというのは最強です。
朝デートの「もう無理だわ」はもちろん、休憩カクテルパーティーの時とファイナルローズ待ちの時の、切実な子犬顔。泣きそうな顔しているんですよね。
スタジオトークで5日間連絡しなかったことについて話していましたが、里菜さんに気を遣ってしまったのは、
他の参加者から、あるいは放送されていないところで本人から、里菜さんの理想の恋愛の形を聞いていたのかなと思いました。
私も里菜さんはあまり連絡をとるタイプではないかな、一人の時間や仕事のペースを乱されたくないタイプかな、と感じていたので、至さんが連絡できなかった気持ちはわかります。
話せばいいんだけど、話した時点で「俺は連絡したい」と伝わってしまうから、「それなら合わないね」と思われるのが怖かったんだろうなと。
至さんよりも里菜さんの方が、旅の最中よりも気持ちが少し落ち着いているように感じた部分もあって、至さんもそれを感じとっていたんだろうなぁ……。わからんでもないが、あの二人はこれからどうなるんだろうかと、少し不安になりました。



でも別に別れてもええやないか。里菜さんもまだ若いし、ああいう燃え上がる系の恋愛はそれこそ20代までしかなかなかできない。
コミュニケーションのキャッチボールの違い
この番組を観ていて、信頼関係って「言葉のキャッチボール」で築かれるんだなと改めて感じました。
相手の言葉をちゃんと受け取って考えて、それをきちんと返す。
それをしてくれる相手のことを信頼していく、というのは自然なことかなと思いました。
至さんの場合
休憩カクテルパーティーで里菜さんに言われたことを、ナイトマーケットでちゃんと返してくれました。言われたことをストレートに受け取って、自分の中で消化して、次に会った時に伝える。これがそのまま信頼関係の積み重ねになっていたと思います。
さらに里菜さんが話している話を最後までちゃんと聞いて、さらに他にも何か言うことがないかを待てる余裕まである。
安齊さんの場合
里菜さんが「こうしてほしい」と何度も伝えて、安齊さん自身もそれに気づいてはいるけど、それができない。
客観的に見ていると、それが安齊さんの誠実さだとわかるのですが、里菜さんの立場から見ると、ボールを投げても拾うだけで投げ返してくれない感じを受けてしまうんですよね。
「二人の関係」という部分では信頼関係が積み重ねられなくなってしまう。それは安齊さんの良さゆえのことなので、仕方がないとしか言えないのですが。
セバウンの場合
ブルーローズの話し合い後、里菜さんの前で他の男性陣を貶してしまうという暴走をしてしまったセバウン。
里菜さんが指摘した時、「ほんとそうだね、里菜はみんなのことを見ててすごいね」とちゃんと返しているように見えるのですが、ボールを返すのが早すぎて、心で受け取っていないのがもう出ちゃっているんですよね笑。里菜さんが話している途中で被せて返しちゃってましたからね……
ちゃんと受け取ってくれ!受け取らずに新しいボールとって一方的に投げてこないで!笑



とはいえセバウンがいたから番組が盛り上がったので、ありがとうと言いたい。
もし私がバチェロレッテの立場だったら
SNSでの番組感想を見ていると、「至は慣れてるしモテるから、結婚なら安齊に行くべき!30代に入ったら安齊が良かったと思うはず!」という論調がかなり多いように見えたんですね。
でも私としては、マジっすか!?という気持ち。
え、無理ですけど??
バリバリ30代になっても私は、あの朝デートで完全に至に落ちましたけど!?!?まだあれにときめきますけど!?!?
見た目は安齊さんが好みで、最初からずっと応援していたのですが、ナイトマーケットの至さんにキュンとした後、朝デートでもうだめだーーー終わりだーーー好きだーーーとなりました。おそらく里菜さんと全く同じ流れで落ちましたね。はい。
完全に落とされた、という感覚になると、もうどうしようもない。蟻地獄から逃げられない。安齊さんがどんなに良い人だろうと、「この人となら結婚を考えられる」とは思えない。
だってその隣には恋してる相手がいるんだから。
私がバチェロレッテの立場で最後に理性で安齊さんを選んでしまったとしたら、番組終了後に至さんからもし連絡が来たら……たまたま会ってしまったら……これ確実に浮気コースじゃないですか?!あの感じで断れるわけないよな???
安齊さんを幸せにするためにも、里菜さんに浮気なんてことをさせないためにも、至さんを選ぶのが大大大正解。
好きな人がいないなら、人間的に好きで結婚向きの相手を選ぶのはアリだと思います。
でも他に好きな人がいる状態でそれをするのはおかしな話ではある。トレンディドラマじゃないんだから。
とはいえ安齊さんを応援する気持ちも大きくなっていくし、至に恋しながら安齊を応援、という複雑な気持ちでラストまで見守っていました。



本音を言えばどっちも選びたい。
最後に:バチェロレッテ4、本当に良いシーズンでした
冒頭にも書いた通り、バチェロレッテ4はシリーズの中でも特に好きなシーズンになりました。
里菜さんの本気の選考姿勢、至さんの人柄、安齊さんの誠実さ、ブルーローズや朝デートなど印象に残るシーンの数々。
振り返ってみると、里菜さんのおかげなのか、男性陣の魅力がすごく伝わってきたシーズンになっていたと思います。



里菜さんと至さんがこれからどうなっていくのか、他の男性メンバーの今後の活躍も、応援しています!











